何も変わらず正念場 買い戻しが一巡すると元の木阿弥 (2018.06.04)
前週末もみ合い。反落で始まり伸び悩み。後場頭打ちだ。機関投資家の持ち高調整とみられ月初特有。イベント尽くめの6月を迎えた。12日米朝首脳会談と12~13日FOMCがクライマックス。14日新月買い、28日満月売り。後半反転が見込まれ買い下がりと述べた。1日、米雇用統計(5月)が予想以上でNYダウ231ドル高。ひとり勝ちといわれる。ガソリン1ℓ150円を境に原油先物小反落。スペインとイタリアの政局混乱一服。猶予期限切れEUやカナダ・メキシコ向け関税上乗せ、報復の応酬。あげくに、トランプ氏が米朝首脳会談を予定通り行う旨表明した。5月24日キャンセル、1日金正恩氏の側近(制裁対象)が特大親書を手渡し再び前向き。非核化と見返りを巡り綱引きが予想される。リビア方式に反発した北朝鮮が米国の中止声明に動揺し、非核化の見返りに体制保証を要求。トランプ氏は米国抜きで日中韓の経済支援を示唆した。米国優勢に違いないが。合意難航が予想され中長期化。事実上、何も変わらず消耗戦に陥る懸念がついて回る。休戦から65年。市場が平和協定を好感しても、売り方の買い戻しが一巡すると元の木阿弥。画餅に終わる公算もある。一説に統一コスト5兆ドル(約545兆円)といわれ、理念をはじめ南北格差がケタ外れに大きいためだ。人口が北約2500万人に対し南約5000万人。GDP約4兆円に約170兆円。トップを選ぶにも金一族と大統領公選で馴染まない。同じ民族という理由でドイツやベトナムのようにいかない。同胞同士内戦によるもので、あるとすれば緊張から解放された平和という。戦後米露冷戦の緩衝地帯で、拉致問題を解決済みと突き放す北朝鮮に日本がカネを出す道理もない。よって、12日会談が成功しても売り。何も変わらない。7日の日米首脳会談、8~9日G7(カナダ・シャルルボワ)、当日でも総論合意にとどまる見通し。■■■■■■■(****)が163円引け。5月31日の出来高372万株に司法取引開始説。10日後、N教授帰国。22日の株主総会サプライズ説もある。■■■■■■■(****)は654円引け。次のスッテプに入る。5~10年先、時価総額1~2兆円が仮説。証券、銀行、保険に仮想通貨などマネーにXがついた次世代の金融機関。ポスト・ドルの駆け込み寺。一般個人や法人のほか、タックスヘイブンの大口資産家も一時仮想通貨に資金シフト。決済機能や金融取引も視野に入った。6月に9月、来年1月まで初動に過ぎない。5月16日おうし座に天王星が入り、世界レベルのマネー革命本格化。7年後、戦後体制再構築。国や企業、個人もナンバーワンとオンリーワンが残る。死闘が始まった。
6月1日の日経平均30円安。大引け2万2171円。TOPIX1749(+1)。東証一部の出来高16億500万株、売買代金2兆6500億円。値上がり1127(値下がり884)。6月限が2万2220円(+0.14%)の引け。夜間取引370円、シカゴ先物365円の引け。NYダウ先物も2万4647ドルで高い。10年債利回り0.045%(+0.015%)。上海総合が3075(-0.66%)で引けた。マザーズ指数の引け1133.08(-0.19%)。反転待ちだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。正念場を迎え学ぶところが多い。(了凡)