本格的な買い戻しも みんなが同じ方を向くと一網打尽 (2018.05.30)
手詰まりに反落。小口売りで一段安。引け買い戻しが入った。一時日経平均241円安、1年8ヵ月ぶりTOPIX7日連続安。何も変わっていない中でNY3連休明け待ちという。原油先物安をはじめ米朝首脳会談再調整、米中貿易摩擦、欧州政情不安、新興国通貨安など伝えられ、1ドル108円台の円高が足かせ。1~3月運用に失敗したヘッジファンドの解約売りが6月上旬まで続くとみられ、今週イベントが多いだけに来週気迷いが尾を引きそうだ。29日満月売りに対し、6月14日新月買い。来月後半反転が見込まれ買い下がりだ。28日、首相とトランプ氏の電話会談によると、来月7日米朝首脳会談を前に日米首脳会談があり、首相が北の完全非核化と拉致問題解決を一任する一方、事実上「ファイトマネー」を受け入れる見通し。北が2度の中朝首脳会談により米国シフト。米国も日本の支援なしに北の完全非核化が進まず、日本に対する信頼が見直され本格的な買い戻しも考えられる。相場は99%弱者がいて1%か数%の成功者と釣り合っており、みんなが同じ方を向くと一網打尽。投機であれ投資であれ、多数派の向こうを張らない限り儲からないという。このため、■■■■■■■(****)と■■■■■■(****)の突っ込みを拾うことにした。運命の巡り合わせだ。みんな売りに回ればクジラが一番儲かるといわれ、特定の収穫期に相当するという。以後、より貧しく、よりハングリー、より賢い連中が参入し儲からなくなるそうだ。需給のほか半分心理(欲望)といわれる資本主義の仕組み。5月無事なら果報者。7月の関門も突破できる。先物売りや裁定解消に伴う現物売りにも前向きだ。昨年9月安値から「40日サイクル説」によると、日経平均が再び2万3000円を更新するのは7月中旬という。世界株安を受けて2~3月底を叩いた売り方の期日が8~9月。原油先物や米10年債、ドルの上昇が一服し、自動車関税大幅引き上げも織り込まれ小康状態。何も変わっていない場面でリスクオフもない。日経平均の先物を見ると、夜間取引2万2050円(-1.12%)に対しシカゴ円建て80円(-1.19%)。NYダウ先物も2万4549ドル(-0.24%)と安い。16日天王星がおうし座に入り波乱含み。前週から明らかに流れが変わった。現在、幕末維新と同時進行。1851年に匹敵するという。NHKの「西郷ドン」で吉之助が島流しの末結婚し、生まれた子が西南戦争に従軍し片足失い蟄居。明治天皇に呼び戻され3代目京都市長。東山をくり抜き琵琶湖疏水を京都に引く大事業を成し遂げたという。
29日の日経平均122円安。大引け2万2358円。TOPIX1761(-8)。東証一部の出来高13億1100万株、売買代金2兆300億円。値上がり507(値下がり1499)。6月限が2万2300円(-0.84%)の引け。10年債利回り0.025%(-0.010%)。米10年債2.862%(-0.066%)。上海総合が3120(-0.47%)で引けた。マザーズ指数の引け1136.08(-1.87%)。腰砕けだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。30、31日締めてかかる。(了凡)