日大アメフトと黒船 旧体制崩壊現象の糸口がわかる (2018.05.28)
前週末手詰まり。売り一巡後買い戻し。引け小甘い。ポジション調整にとどまった。トランプ氏のちゃぶ台返し、金正恩氏の動転、米国3連休(28日メモリアルデー)など見越したもので、WTI原油先物67.48ドル(-4.57%)や米国の輸入関税引き上げ、イタリア・マレーシアの債務問題も気懸かり。日経平均の先物を見ると、夜間取引2万2350円、シカゴ345円。NYダウも2万4750ドル(25日753ドル)と弱含み。週明け売り優勢で始まりそうだ。31日引け、MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)の指数入れ替えがあり、浮動玉比率を巡るルール変更を加味したリバランスにより日本株340億円流出という。6月1日米雇用統計(5月)、ISM製造業景気指数発表。EU製鉄鋼・アルミ関税適用猶予期限を控え消化難。16日見送った新月買いに対し、29日満月売りで一部利食い千人力と述べた。外需・景気敏感株から内需・ディフェンシブ株に入れ替えも伝えられる。目立つのがトランプ氏。北朝鮮が折れない限り交渉に応じない。中国にもZTE(中興通訊)制裁3000億円に追加検討、リムパック(環太平洋合同演習)2018招待取り下げを発表。鼻息が荒い。折りから日大と関学のアメフト問題が沸騰。問題を起こした選手の会見にひきかえ、日大側の対応が逃げの一手。NYタイムズに米3大ネットワークも派手に伝えた。おうし座に天王星が入る2周前の1851年と同じ。ペリー率いる黒船が浦賀沖に姿を見せた。日本人に馴染みのないアメフトと共通している。驚きと同時に幕府の無為無策に諸藩が腰を上げ革命が起きたという。日大は規模が私大トップのほか、親が金持ちで社長の母校でも国内随一。25日の学長の緊急会見で一悶着あったが、体育会系の不祥事だけに クーデターの前触れ。幕末維新で水戸と長州が先走り、実行したのが体育会系の薩摩だったように、84年ぶり火がつき黒船効果をもたらしたという。前回1934年から5年に相当し、ヒトラーやルーズベルト台頭など第2次大戦の初動。天王星がおうし座に入ると、必ず旧体制崩壊現象が起きるという。今回日大から始まるといわれ、問題を起こした「子分」が相撲部長や同理事長の息がかかった人間。これまで日本相撲協会に沢山力士を送り込んできた。首相が長州の人間で、近代日本の地主社会が生んだ成れの果てと手厳しい。5~7月本震の糸口がわかった。■■■■■■(****)が鍵を握っている。筆頭株主の■■■■(****)が後押し。金融庁も静銀の財務を後ろ盾に個別案件としてコインチェック買収を認めている。
25日の日経平均13円高。大引け2万2450円。TOPIX1771(-3)。東証一部の出来高13億3300万株、売買代金2兆2900億円。値上がり600(値下がり1390)。6月限が2万2440円(+0.13%)の引け。10年債利回り0.040%変わらず。米10年債2.928%(-0.043%)。上海総合が3141(-0.42%)で引けた。マザーズ指数の引け1158.73(-0.69%)。踏ん張りどころだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。■■■■■■(****)がジリ高だ。(了凡)