16日から流れ変わる 29日にかけて初動受け入れる場面 (2018.05.17)
15日頭打ち。16日続落。流れが変わった。9日ぶりNYダウ193ドル安(一時270ドル安)を受けたもので、6年10ヵ月ぶり米10年債3.09%、北朝鮮の南北高官会談中止声明、日本の1~3月期GDP9四半期ぶり年率0.6%減(予想0.1%減)などブレーキ。主力の決算発表が一巡し、昨年9月日本株を強気転換した英国の某調査会社が5月から中立になったという。昨年11月財政と金融の転換点を迎え、原油高騰、米10年債上昇、円高など5月にゴルディロックス(適温)相場の転換点。12日イラン核合意見直しを口火に14日イスラエル建国70周年(米大使館移転・暴動)、15日新月、16日おうし座天王星入りを巡るもので、17日から買い戻しの反動が予想される。4~6月のほか7~9月もファンダメンタルズの伸び悩みが見込まれ、北朝鮮にしぶといイスラエルも波乱含み。29日満月にかけて初動を受け入れる場面。これから7年、84年ぶり第2次大戦(1936~42)に匹敵し、世界レベルで東日本大震災(2011)の再来も伝えられる。金先物やビットコイン、VIX(恐怖)指数など緊急避難の非常口になりそうだ。トランプ氏が北朝鮮に終始一貫していた強硬策を180度転換。非核化を条件に民間経済支援を伝え、イスラエルに矛先を向けた矢先のこと。北朝鮮が14~25日米韓空軍演習を挑発行為とし、米朝首脳会談や南北関係も再考を示唆した。リビア方式の非核化を要求され当然の反発。元米国務副長官のアーミテージ氏(73)が、「ボルトン大統領補佐官のリビア方式適用」を失敗という。そもそも、CVID(安全かつ検証可能で不可逆的な非核化)はブッシュ(息子)政権当時に自分たちが考案。トランプ氏が朝鮮半島の歴史や近隣地域を十分学ばず交渉のテーブルにつくことを懸念。南北分断の経緯を知らず平和協定に至る交渉が困難なほか、日本や韓国など同盟国の脅威が置き去りにされ、狭い意味で米国益を優先する合意が結ばれる恐れに言及。歴代米政権が核問題に関し失敗の25年というが、この間平和が保たれ外交の勝利という。イスラエルは核武装国。ネタニヤフ氏(68)がエンジニア・軍人で宗教信念も強いだけに、1973年10月第4次中東戦争以来核戦争を云々する向きもある。イランが手強い上、ロシアの後ろ盾に脅威を感じているためだ。米国を引っ張り込みたいが、中途で袖にされる公算もある。トランプ氏が世界中で展開する米軍を引き揚げにかかっている、まさかの時代といわれ、7年や84年はおろか100年に1度もしばしば。5月をしのぐと7月も突破。関係分でOTS(4564)も正念場を迎えた。16日窓を空けて急落し、経営陣に発奮を促している。筆頭株主が株を差し出せば動くといわれてきた。
16日の日経平均100円安。大引け2万2717円。TOPIX1800(-4)。東証一部の出来高16億2600万株、売買代金2兆6000億円。値上がり890(値下がり1120)。6月限が2万2740円(-0.35%)の引け。夜間取引で720円をつけている。10年債利回り0.055%(+0.005%)。米10年債3.058%(-0.012%)。上海総合が3169(-0.71%)で引けた。マザーズ指数の引け1127.04(-1.30%)。出直しだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)など。AIが支配する場味だ。(了凡)