仮想通貨で手綱締める 変化を嫌いリスクとらないと衰退 (2018.05.07)
4連休を控えポジション調整売り。値下がりより値上がりが多い。買い戻しが目立ち、逆日歩銘柄(5月1日現在483)の増加が主因。踊り場に入った。5月1日のNYダウ48ドル安(一時355ドル安)が示唆するもので、4月の上昇率わずか0.2%。主力の好決算発表にかかわらず、2月から最高値更新を持ち越し。1月まで8ヵ月連続ピークを更新し足踏みだ。4月24日、キャタピラーの発表が奮っている。利益急伸のかたわら、「今がピーク」と受け取れる会見に株価急落。テスラの空売り筋を喜ばせた。全株式の20%超といわれ、頂上決戦が続いている。一方、アップルの売上高が最高になり、減税の見返りに10.9兆円自社株買いを表明。大盤振る舞いだ。日本もGW明け主力の発表が本格化。米国の流れに追随するとみられ、12日イラン核合意見直し期限、14日米大使館エルサレム移転、15日(火)新月も目を離せない。14日がイスラエル建国70周年だけに、旧・新約聖書の予・預言がユダヤの神殿再建につながるか気懸かり。4月荒天をしのぎ5月波乱の幕開け。7月まで本震が続くという。リスクオフで変化を避けるのでなく、前向きに受け入れ適応を探るもので、仮説と検証により市場が経済合理性により解を示す。4月16日、素高値で紹介した■■■■■■(****)が一例。2日675円で引け愁眉を開いた。IoT革命の真只中で予想される世界デフレ、人口ボーナスの反動、ドル本位制の限界など仮想通貨に緊急避難の非常口を見つけた。証券で出遅れた胴元が金融庁の規制に則り、コインチェックを子会社に信用の土台づくり。初物買いの典型だ。ブロックチェーン(分散型ネットワーク)が最大の魅力で、金融とテクノロジーを掛け合わせたフィンテックの代表例。ビットコインをはじめ仮想通貨を避けて通れないと判断した。FRBやECB、日銀でもシミュレーションが伝えられ、数年後を先取りする経緯。株主になると多くを学ぶことができる。記録的な出来高が物語るもので、連日発行済株式数2億6900万株の半分以上回転。いつ化けるか鳥肌の立つ玉になった。南北会談が見世物といわれ、核兵器を放棄しない北に対し、数日後明らかになる米朝会談のプログラムで北の本音がわかる。トランプ氏も米大統領の資質を問われ、実力のない人間が馴れと自信を持つことに危うさを説く向きもある。受け売りだが、坂には上りと下りがつきもので、まさかもその一つ。仮想通貨で手綱を締めることにした。
2日の日経平均35円安。大引け2万2472円。TOPIX1771(-2)。東証一部の出来高14億4600万株、売買代金2兆4000億円。値上がり1218(値下がり782)。6月限が2万2470円(-0.13%)の引け。夜間取引で480円をつけている。10年債利回り0.045%(+0.010%)。米10年債2.988%(+0.025%)。上海総合が3081(-0.03%)で引けた。マザーズ指数の引け1147.73%(+0.99%)。持ち直した。値上がり率ライキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。変化を嫌いリスクをとらないと衰退するのが習いだ。(了凡)