イベント続き綱引き めり張りつけて7月まで乗り切る (2018.05.01)
前週末まちまち。日経平均続伸。じり高だ。GWを控え個人の手仕舞い売りを外資が肩代わり。売買代金3兆円突破。裏の裏で表が出た。株のほか原油や金利など先物売りの買い戻しとみられ、GW明けイベントが続き綱引き。逆回転も考えられる。4月30日米PCEコアデフレーター(名目を実質で割ったもの)発表が米10年債3%を巡る道しるべ。同日満月だけに、27日手仕舞い売りも道理。その実、南北首脳会談が出来過ぎ。1ヵ月後、米朝首脳会談で割を食う公算もある。完全な非核化まで飛躍し、具体的な道筋が見えないためで、会談定例化が現実的な第一歩。今秋、韓国大統領が平壌を訪れるという。米国は中東と2面作戦を避ける上でシリアやイスラエル、サウジなど優先。トランプ氏とイラク戦争を推進したネオコンとの対立もうかがえる。3月25~28日中朝首脳会談を踏まえ、4月17~18日の日米首脳会談、同27日南北首脳会談。今後、5月9~10日に日中韓首脳会談。中旬米韓首脳会談。24~26日に日露首脳会談。1ヵ月後、米朝・中朝首脳会談も伝えられ、6月8~9日カナダでG7の予定。そこまでいかなくても、5月12日イラン核合意見直し期限、同14日米大使館エルサレム移転でつかまりそうな情勢。中東でドンパチ始まると目くらましだ。ページを早送りすると足払いが予想される。米国の景気が頭打ちになるとパイの取り合いになるためで、米10年債3%を磁場に新興国の資金が吸い上げられ、20年ぶりアジア通貨危機の恐れ。玉虫色の南北合意が画餅になりそうだ。5月1~2日FOMCをはじめ、4日米雇用統計、10日米CPI(消費者物価)発表など化学反応も考えられる。4月の荒天を抜け5~7月本震と述べた。天災と人災によるもので、4月30日(月)の満月を境に5月15日(火)新月、同29日(火)満月までイベントづくめで予断を許さない。7月28日(満月)の特大皆既月食をしのぎやれやれ。めり張りをつけて乗り切る場面だ。朝鮮半島ひとつ、1953年の休戦協定から65年を数え平和協定の第一歩。1955年から20年続いたベトナム戦争や1949年東西ドイツ成立からベルリンの壁崩壊まで40年にひきかえ長い。米露冷戦のしこりが尾を引き収束に時間がかかる。これまでたまりたまった65年分の不発弾を処理するわけで、5月無事なら果報者。7月の関門も突破できる。■■■■■■(****)投入から前途が明るくなった。
4月27日の日経平均148円高。大引け2万2467円。TOPIX1777(+5)。東証一部の出来高18億8200万株、売買代金3兆3100億円。値上がり983(値下がり1019)。6月限が2万2510円(+0.85%)の引け。夜間取引440円、シカゴが435円で引けた。週明け安い。10年債利回り0.050%(-0.005%)。米10年債2.956%(-0.024%)。上海総合が3082(+0.23%)で引けた。マザーズ指数の引け1142.07(+0.09%)。面白い。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。GW明け楽しみだ。(了凡)