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アンコール伊勢町

5月に分水嶺の公算大 新月満月のほか星占いも決め手 (2018.03.12)

 前週末伸び悩み。日経平均の日中値幅526円。9日のSQ値2万1575円を下回った。先物主導のポジション調整といわれ、後場25日移動平均線2万1752円で頭打ち。一時11円安となり約100円戻して引けた。売買代金3兆5500億円のうち2割がSQ絡み。日経平均の恐怖指数VIX24.34(標準20)、薄商いが気懸かりだった。一方、9日のNYダウ440ドル高。ナスダックが1ヵ月半ぶりピークを更新し様変わり。ゴルディロックス(適温)相場復活という。2月の米雇用統計を好感したもので、非農業部門が予想を上回り失業率横ばい、労働参加率上昇、平均時給の伸び後退など低金利と好景気両立の雰囲気。米10年債が2.9%レベルにとどまり、今後3.5%以下なら期待が不安を上回るという。勝手な後講釈に違いないが、8日米朝の駆け引きが収束に向かって動き出し、北の非核化を条件に両首脳が5月にかけて対話の意向を表明。中露や国連も歓迎している。過去すべて反故にされた経緯から、非核化に伴う具体的な行動が条件。北はパラリン後の米朝合同軍事演習を認め、対話のテーブルにつく構えだ。トランプ氏の関税引き上げも9日「TPP11」が発効し、試算で鉄鋼産業の雇用増より周辺産業の雇用減が大きいといわれる。比較にならないが、モリカケ問題を巡る国会空転にも財務省職員の自殺と国税庁長官辞任により折り返し。いずれも1~3月起きたことが5月以降本格化する見通し。裏情報が面白い。核放棄を前提に米国と対話に踏み切った北朝鮮の場合、昨年9月11日中露が国連の追加制裁に加わり、記録的な寒波と仮想通貨摘発、さらに瀬取り監視から燃料切れ。空軍の訓練ができない上、中国が北で腕立て伏せを始めた。南から米軍機の偵察も頻繁で亡命寸前に追い込まれたという。日本でパチンコ業界を潰しにかかったのと同じ脈絡。ところが、イスラエルは北朝鮮を目くらましに延命を図り、5月14日(建国70周年)米大使館をエルサレムに移し巻き返しを狙っていたという。これが外れた。同16日、天王星が牡牛座に入り大地震、体制崩壊、大戦争の恐れがあるという。天王星が革命なら牡牛座はおカネのポジション。黒船来航、米国の南北戦争、ロックフェラー帝国(石油の時代)など同じポジション。中東動乱をきっかけに米朝の駆け引きや関税引き上げの反動。国会空転再燃から内閣総辞職も考えられる。南北戦争の軍資金調達が黒船来航によるハリスの功績。当時日本は銀本位制のため、金と銀の交換比率でたんまり金が米国に流出したという。5月に分水嶺を迎える公算が大きい。
 9日の日経平均101円高。大引け2万1469円。TOPIX1715(+5)。東証一部の出来高17億5000万株、売買代金3兆5500億円。値上がり1097(値下がり886)。6月限が2万1350円(+0.70%)の引け。夜間取引2万1690円、シカゴ先物も同値で大証より340円高い。週明け鞘寄せしそうだ。10年債利回り0.045%(-0.005%)。米10年債2.892%(+0.034%)。上海総合が3307(+0.57%)で引けた。マザーズ指数の引け1209.68(+0.29%)。反転目前だ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。新月満月のほか、星占いも決め手になりそうだ。(了凡)