証券ビュー

アンコール伊勢町

市場が金利上昇に警告 連日1~2%若返っている印象 (2018.03.07)

 5日ぶりに反発。後場伸び悩み小陽線で引けた。買い戻しによるもので、前日NYダウ336ドル高、1ドル106円台前半の円安が手掛かり。薄商いで戻し、200日移動平均線2万1192円を抜いたが、上ヒゲが気になるところ。3月1~2日の窓埋めも課題という。9日メジャーSQ、米雇用統計を控えポジション調整、先物の仕掛け売りも伝えられ買い下がり。25日平均の騰落レシオ82%(売られ過ぎ80%)からも煮え切らない場味。16日(17日新月)にかけて買い戻しと述べた。トランプ氏の輸入制限発動が物議をかもしているほか、6日午前の参院予算委で財務省が地検にある森友文書の原本を確認できずと調査報告。自民党の幹事長さえ、どういう理由で国会が要求した資料が出ないのか理解できないという。前日末尾に触れた南北会談も、金正恩氏が韓国特使と会談し「満足な合意」、4月に首脳会談といわれ珍粉漢粉。1日述べたように、出来高・売買代金を伴って反転しないと本物にならない。6日付の日経夕刊7面「十字路」にマンデル・フレミング理論が出ていた。変動相場制で金融引き締めと財政拡張がどちらも自国通貨高になるというもので、米国が無理やりドル安に誘導すると金利上昇圧力がかかり、債券と株のいいとこ取りに 支障が出る。2月以降、米国の株が急落したのは市場が金利上昇に警告を発したもの。経済理論に反し自律調整と結んでいる。しばしば述べる市場の経済合理性に与する見解で清々しい。新月満月と黄金分割がAIとすれば、敵に回して勝てるはずがない。5日発表された2月の米ISM非製造業景況感指数が市場予想を上回り最高水準で推移。前週明らかになった同製造業指数も2004年5月以来の高水準。2月の米株安が「米景気の腰折れ」を先取りしたものでなく一時的な調整とすれば、1月26日を最高値に3月2日までNYダウ8%、S&P6%の整理を「暴落のうちに入らない」と述べたのに等しい。市場の細胞が連日1~2%若返っている印象で興味深い。直近、■■■■(****)、と■■■■■■(****)の活躍に合点した。16日以降、■■■■■■(****)や■■■■(****)が水準訂正。塩漬けの■■■■■(****)、■■■■■■■(****)も目を覚ます時がやってくる。一説に、政府と日銀による無理な景気対策が国民の不安につながり、景気の足を引っ張っているという。言い得て妙だ。
 6日の日経平均375円高。大引け2万1417円。TOPIX1716(+21)。東証一部の出来高12億8800万株、売買代金2兆5100億円。値上がり1789(値下がり237)。3月限が2万1450円(+2.19%)の引け。夜間取引で440円をつけている。10年債利回り0.050%(+0.010%)。米10年債2.869%(-0.015%)。上海総合が3289(+1.00%)で引けた。マザーズ指数の引け1186.62(+2.93%)。薄商いで物足りない。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。反転が楽しみだ。(了凡)