需給が最大の支援材料 5月以降に天変地異と大戦争も (2018.02.27)
週明け続伸。買い一巡後確り。戻りを試す動きだ。米国株の指数先物が堅調なためで、FRB議長の議会証言(28日下院・3月1日上院)待ち。このほか、3月4日にドイツ社会民主党の党員投票や5日中国全人代開催を控え売り買い交錯。26日2.858%(-0.018%)に収まった米10年債と綱引き。3月9日パラリン(18日まで)後、20~21日FOMC、4月に米韓合同軍事演習が組まれ波乱含み。ポジション調整に追われそうだ。大荒れといわれるだけに意外高。現に、米10年債先物の売りポジション史上2番目の水準。日本でも株の空売り比率40%超が20日以上続き、追って大踏みも考えられる。FRB議長の証言次第で出口政策、3月利上げの有無、年内何回かVIX(恐怖)指数を左右する。25日伝えられた中国の改憲案がお粗末。3月5日の全人代で習主席の任期を撤廃する見込みだ。毛沢東以来、共産党独裁政権が明の皇帝に成り上がった印象という。大航海が一帯一路、東シナ海や南シナ海など当時の南下政策に通じるもので、よって立つ経済が急ごしらえで見せかけだけに、自ら政権崩壊の墓穴を掘った。主席が賢人面した凡人とみられ野心だけ目立つ。やがて、北朝鮮の金正恩氏が消えてなくなると語った識者に、主席も失脚するといわしめた。4年後の冬季五輪が北京というのに開・閉会式を欠席し、李克強首相の訪日も遅れており安邦保険集団国家管理程度で収まらない。ドイツが中国べったりで、ドイツ銀の鬼城(空きマンション)を巡る約7000兆円のデリバティブ債権も宙に浮いたまま。5月以降気になるところで、天変地異や大戦争がささやかれる所以。5月15日のイスラエル建国70年。翌16日天王星が牡牛座に移り何か起きるという。1月31日の皆既月食が次回7月28日。火星接近と相まって悩ましい。しのいでも地震の恐れと述べた。5月以降、7月にかけてつかまりそうだ。4月8日、日銀総裁再任もそうで、2月5日FEB議長のデビューと似た場面。市場の洗礼を浴びそうだ。物価2%にこだわる日銀の金融政策が信頼に欠けるためで、取り戻してこそ出口戦略につながる。今となれば、需給が最大の支援材料。企業のファンダメンタルズがいいだけに、出遅れの水準訂正に分がある。中長期ダウ4万ドル、日経平均4万円を仮説に、ミクロで業績の伸び悩みが見込まれる踊り場。北朝鮮の五輪外交がまやかしで、閉会式に訪韓した金英哲氏(朝鮮労働党副委員長)に限界説とテロの気配も漂っている。朝鮮半島近海で瀬取りを摘発されると駄目押し。とどめになる。
26日の日経平均260円高。大引け2万2153円。TOPIX1774(+14)。東証一部の出来高12億4200万株、売買代金2兆2400億円。値上がり1352(値下がり621)。3月限が2万2220円(+1.41%)の引け。夜間取引で250円をつけている。10年債利回り0.045%変わらず。上海総合が3329(+1.23%)で引けた。マザーズ指数の引け1237.71(+1.78%)。1242目前だ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)など。昨年11月を転換点に5月が抜き差しならないところだ。(了凡)