気になる北朝鮮情勢 パラリン後100年前に似た経緯 (2018.02.16)
4日ぶりに急反発。1ドル106円台の円高をこなし買い戻しが広がった。前日NYダウ253ドル高を好感したもので、1月の米コアCPIが前月比0.3%(市場予想0.2%)に上昇。米10年債2.92%に跳ね返り、一時150ドル安から約400ドル戻したのが背景。日本でもハイテクと金融の上げが目立つ。米国で5日VIX指数(恐怖)37が14日19に下がり、20を下回ると買い優勢になった。前日、日本の昨年10~12月期GDPが年率0.5%増(市場予想0.9%増)。この日、12月の機械受注11.9%減(同2.3%減)も伝えられ意に介さず。日経平均200日移動平均線を目安に自律反発した。15日から春節で中国休場となり米国頼み。米長期金利上昇が経済合理性に基く自動調整機能を果たし、当面半値戻し2万2539円がメド。16日の新月買いが先を越されやりにくいが、関係分で■■■■(****)や■■■■(****)のほか、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)など値上がり率上位にランクイン。指数にこだわっても始まらない。日本はめいめい個別企業の将来にかかっている。気になるのが、北朝鮮情勢。昨年末態度を一変し五輪参加を表明。一挙に和平ムードをつくり、韓国のもてなしを歓迎した上でパラリンピック(3月18日終了)後の米韓合同軍事演習中止を要請。よりによって、8月15日に南北会談を開くという。そうは問屋が卸さない。受け売りだが、1914年末にヒントがある。開戦中さえ両軍からエール交換と停戦の空気が流れた。オーストリア皇太子夫妻が暗殺された同年6月29日以後、独英仏の間で戦争やむなしの声が溢れ返り、7月末に集団安全保障のもと自動的に第1次大戦が始まった。首相の決めた集団的自衛権や同安全保障が戦争抑止に逆効果という。当初4、5年どころか年末に終わると伝えられ、前線部隊にクリスマス休戦が実現。両軍が敵兵のためにコーラスを歌った模様。和平は遠くないと誰しも考えていた。明けて15年、独が前線で初の大量破壊兵器を使用し戦闘再開。和平が吹っ飛んだ。朝鮮戦争は休戦協定にとどまりまだ終わっていない。司令部が日本にあり、宣戦布告を必要としない。北朝鮮が大量破壊兵器以上の核兵器とICBM完成間際で五輪参加を表明しただけに、突如北主導のもとで南北統一が進むと考えられる。イスラエルとイランの対立が深刻になり、ネタニヤフ氏が米国に「北朝鮮を何とかしてほしい」という。3月19日から8月15日にかけて100年前と似た経緯が予想される。
15日の日経平均310円高。大引け2万1464円。TOPIX1719(+16)。東証一部の出来高15億7100万株、売買代金2兆9600億円。値上がり1393(値下がり606)。3月限が2万1450円(+1.27%)の引け。10年債利回り0.060%変わらず。米10年債2.927%(+0.016%)。マザーズ指数の引け1154.98(+1.52%)。猛反発が見込まれる。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****) 、■■■■■(****)、■■■■(****)など。首相が「北と接触必要だった」という。その通りだ。(了凡)