駄目押し来週あく抜け 16日新月買い3月2日満月売り (2018.02.14)
3連休明け続落。買い戻し一巡後ポジション調整売り。後場総崩れになった。夜間取引で5ヵ月ぶり1ドル107円台後半の円高、2.827%に高止まりする米10年債、2万1000円割れの日経平均先物など見越したもの。需給面の調整が一段落し、14日発表される1月の米CPI(消費者物価指数)、15日同PPI(卸売同)が焦点。予想を上回ると円高に振れ、米10年債3%接近、日経平均2万円の攻防も考えられる。腫れ物にさわる地合いだ。16日新月買いと出ており、28日FRB議長の議会証言、3月2日満月売りときた。4日立春を境に冬将軍がぶり返し、今週駄目押し来週あく抜け。市場も米10年債上昇により自動調節機能を取り戻し健全になる。むしろ、株価下落により米国経済が安定し、息の長い景気拡大を期待できる見通し。FRB議長が米株安を歯牙にかけず、IMFの専務理事も今年と来年の世界経済成長率を3.9%見込み「改革が必要」という。目くらましの冬季五輪、パラリンピック(3月18日終了)が分水嶺。北朝鮮が韓国のもてなしを歓迎し、南北会談を8月15日に開くといわれるが、米国は3月19日以降臨戦態勢。自分たちの国をICBMの射程圏といわれ、今回の米副大統領訪韓で単独自衛行動に踏み切る構え。温厚篤実といわれる副大統領が韓国大統領と会話なしに帰国。米大統領の意向とも受け取れる。市場は3月後半から半年、北朝鮮問題に翻弄されるという。小型の戦略核兵器が伝えられる軍事オプション。朝鮮半島の米国人、日本人も退避なし。米韓合同軍事演習から韓国を外し日米連携。緊張が高まっている模様だ。一方、今回の株安で米国の景気拡大が長続きするとみられ、ファンダメンタルズも安定度を増すこと請け合い。バブルが膨らみ破裂する懸念が大幅に後退した。受け売りだが、米国の景気拡大が8年以上続き、過去最長10年を目安にもう終わりといわれるが、ピーク更新が視野に入り日本とダブルで順調な拡大が見込まれる。東証一部の騰落レシオ76%(25日平均)。昨年4月以来、売られ過ぎの80%を下回った。25日線2万3221円と下方乖離8.5%。下げ過ぎの目安5%を上回り買い下がり。200日線2万1017円を切ると待ったなし。16日の新月買いが注目される所以だ。13日、関係分で■■■■(****)が一時S高。一貫性力の■■■■■■■■(****)も戻り高値を更新。どんな場面であれ戦う用意がある。
13日の日経平均137円安。大引け2万1244円。TOPIX1716(-15)。東証一部の出来高19億6200万株、売買代金3兆7100億円。値上がり629(値下がり1366)。3月限が2万1170円(-0.89%)の引け。10年債利回り0.065%変わらず。上海総合が3184(+0.98%)で引けた。マザーズ指数の引け1160.63(-2.61%)。底固めとみられる。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。元禄元年(1688)から現在(2018)まで330年。世界中、権力と富の葛藤に直面。1~3月起きたことが後半に跳ね返るという。(了凡)