証券ビュー

アンコール伊勢町

3月まで買いパニック 日いずる国の光が歌会始のテーマ (2018.01.24)

高寄り後一段高。後場さらに買われ全面高。日経平均が26年ぶり2万4000円台を回復した。日本時間23日午前、米つなぎ予算成立を受けたもので、日銀が短期マイナス0.1%、長期金利をゼロに誘導する現行緩和策を決めたのも手掛かり。■■■■■(****)をはじめ、10~12月期決算発表に期待が集まった。22日の米主要3指数ピーク更新が後押し。米10年債利回りが高止まりして金融株が買われ、原油先物高から石油株も人気化。バイオ大手のM&Aをきっかけに医薬品株が市場を沸かせたという。日経平均が小陽線で引け、窓を空けて上放れたのが決め手。発会早々、大相場のアドバルーンを上げ売り物が途切れたわけで、23日の騰落レシオが114%台にとどまり先高期待ありあり。米国に追随し買いパニックが続きそうだ。1ドル110円台後半から111円台の円安に振れ、往って来いになった円高がブレーキ。世界的な大寒波と同様に一つ間違うと逆回転。多くの教訓を含んだ1~3月になる。以前述べたように、ロックフェラー財団がオイルメジャーの株や債券を手放しているといわれ気懸かり。昨年米国がノンストップの株高を演じたものの、5月以降梯子を外す場面が予想される。受け売りだが、米国のシェールガス・オイルが火元。初期投資が莫大なほか出ても長持ちしないこと。どんどん掘り進まないと生産量が減る仕組みだ。一説に、シェール関連のデリバティブ残高7500兆円。ドイツ銀が大口といわれ、中国人が砂漠に建てた30億人分の「鬼城」(空マンション)と同列。2008年当時のサブプライムローンに似てきたという。前日紹介した井深大氏によれば、物質や科学の限界に相当し世界の人がまんまと騙されるパラダイム。モノと心の信頼関係がないと前に進めない。バブル崩壊後、ナンバーワンならぬオンリーワンに活路を見出した日本の産業界。賃上げや設備投資のほか、働き方改革を通じて次世代の模索に入った。天皇が退位され上皇として第一歩をひらかれるように、来年歌会始のテーマ「光」が相場にも跳ね返りそうで楽しみだ。出遅れの■■■■(****)がそのひとつ。■■■(****)もそうで中長期妙味大。日いずる国とは日本のことだ。米10年債利回り高止まりと逆イールドカーブ(長短金利逆転)を念頭にゴルディロックス(適温)相場再燃。過熱すると冷やし、2月9日冬季五輪から3月18日パラリンピック終了まで目こぼしに近い。米国に中露、日本の首脳も開会式に出席しないという。
23日の日経平均307円高。大引け2万4124円。TOPIX1911(+19)。東証一部の出来高14億1500万株、売買代金2兆7500億円。値上がり1649(値下がり346)。3月限が2万4120円(+1.39%)の引け。夜間取引で3990円をつけている。10年債利回り0.070%(-0.005%)。米10年債利回り2.628%(-0.028%)。上海総合が3546(+1.29%)で引けた。マザーズ指数の引け1340.57(+1.20%)。人気が横に広がりそうだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。■■■■■■(****)よし。■■■(****)も化ける。(了凡)