勝者なし適応あるのみ 水産・農林と情報・通信が面白い (2018.01.17)
売り買い交錯。まちまちで引けた。円高一服、GLOBEX上昇を手掛かりに外資の先物買いが入り日経平均一段高。1991年11月15日以来、26年2ヵ月ぶりの高値だ。25日移動平均線2万3109円、9日のザラ場高値2万3952円を抜き大相場型。17日新月買いの口火とみられる。発会売られた水産・農林が上昇率トップ。電機、情報・通信が続いた。関係分で■■■■■■(****)が値上がり率ランキング51位に登場。ミクロで4400円レベルが見込まれ乗らざるを得ない。騰落レシオ124%、25日線から乖離率3.65%など覚悟の上だ。経団連が政府の要請に呼応して経営側指針に春闘3%賃上げを盛り込む異例の場面。16日ロイターの企業調査(上場400社)で7割が非現実的というが、今後どの業界も1強が圧倒すると考えられ、関係分で■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)など値を飛ばした。賃上げのほか設備投資をリード。増配も予想されるだけに一本釣り。昨年11月の転換点から小回り3ヵ月。2月にかけて居どころが一変しそうだ。同じく15日ロイターが伝えたローマ法王フランシスコ氏の発言。チリとペルーに向かう機中で核戦争の恐怖を危惧し「世界はぎりぎりの地点に追い込まれた」という。100年に1度といわれる切羽詰まった情勢の中で核と通常兵器を棚上げした金融戦争が白熱化。欧米や中露、日本など挙げて官製相場と揶揄され、結論からいえば勝者なし。適応あるのみだ。昨年10月日銀副総裁のロンドン講演が「16連騰」のきっかけといわれ、欧州系約2兆円買い越しが国内勢を刺激したという。国際商品下落とIoT革命に伴う低インフレ、借金と高圧経済による世界的な「好景気」が背景。日本は年明け早々出遅れ修正に入った。2月中締め。3月にかけて本格化。5月にも出来上がり。1日が10日分動いている。16日東証によると、1月12日現在の信用取引残高が売り9871億円に対し買い3兆1013億円。倍率3.18倍(前週3.38倍)。心配する段階ではない。前日野菜高騰が賃上げを促し日経平均急騰をもたらす旨述べたが、2度の石油ショックを通じてトイレットパーパー高騰が大幅な賃上げと株高に跳ね返ったことも事実。今年は前半に尽きる。GDPギャップが1.35%に拡大。来期も大企業の増益が見込まれるだけに、年度末と新年度明け活況の見通し。16日の場況が物語るように、水産・農林と情報・通信が面白い。■■■■(****)もよし。カカオのポリフェノールが血圧を下げるといわれ、チョコ2工場延べ270億円の大型投資を発表した。
16日の日経平均236円高。大引け2万3951円。TOPIX1894(+10)。東証一部の出来高13億1800万株、売買代金2兆4300億円。値上がり972(値下がり980)。3月限が2万3950円(+0.97%)の引け。10年債利回り0.080%(+0.010%)。上海総合が3436(+0.77%)で引けた。マザーズ指数の引け1311.26(-0.12%)。小反落した。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。習近平氏、昨年12月を含めこれまで9回暗殺未遂事件があったという。(了凡)