16連騰インフレの走り 野菜高騰が賃上げ日経平均急騰も (2018.01.16)
週明け4日ぶり反発。後場伸び悩んだ。前週末米株高に対し4ヵ月ぶり1ドル110円台の円高。15日キング牧師誕生日のためNY休場が主因。証券、銀行、不動産確り。石炭・石油、鉄鋼、空運など見送られた。12月の日銀短観によると、大企業・製造業の2017年度中心レート1ドル110.18円。同下期109.66円。楽観できないが悲観に及ばず。円高に振れたのも、12日独2大政党が大連立協議入りで合意。対ユーロでドルが売られ円に跳ね返ったもの。来週23日■■■■(****)、24日に■■■■■(****)、26日に■■■■■(****)の10~12月期決算発表が新たな手掛かり。通期記録的な増益、増配が見込まれる。31日、■■■■■■(****)も出番待ち。押しが浅く昨年暮れの戻り高値938円に挑戦する運び。12日SQ、17日の新月を目安に打診買いと述べた。15日大商いになった■■■■■■(****)もそうで、31日の満月検証に値する。このほか、■■■■■(****)のトップ交代が興味深い。★★★証券の坂井社長(58)昇格が伝えられ、旧興銀出身だけに適任の印象。来年米国の長短金利逆転が予想される中で上昇運入り。活躍を期待できる。昨年10月、■■■■■(****)の値上げから場味が一変した。日経平均が過去最長の16連騰。デフレギャップが解消しインフレの走りといわれる。年末年始野菜の高騰もインフレの前兆といわれ、20年前1997~98年や10年前2007~08年の底割れと逆にものみなインフレ。やがて賃金も上がるとみられ、今春業界大手3~4%が目安。人手不足の折り、どの業界も最大手が好条件を呈示。2位以下追随が困難な情勢も考えられる。野菜高騰が天候異変の影響としても、東京でレタス1玉600円、キャベツ同400円、白菜4分の1で200円など待ったなし。1973年(第1次)と79年(第2次)の石油ショックでトイレットペーパー買い占め騒動が起き、その後大幅なインフレにつながった経緯と似ている。庶民の台所を直撃するもので、1~3月に日経平均急騰。4~6月続伸も考えられる。1月2日満月、17日新月、31日再び満月を通じて仮説の検証が気になる。地球と月、太陽が一番接近した恰好で並び、天球上で全惑星が順次運行開始。これまでせいぜい3週間が3月まで続き、5月以降影響が本格化するという。前向きに受け入れ、市場を通じて多くを学ぶところだ。プラスの方向に引っ張られている。
15日の日経平均61円高。大引け2万3714円。TOPIX1883(+7)。東証一部の出来高14億2100万株、売買代金2兆4900億円。値上がり1162(値下がり812)。3月限が2万3720円(+0.34%)の引け。夜間取引で680円をつけている。10年債利回り0.075%(+0.005%)。上海総合が3410(-0.54%)で引けた。マザーズ指数の引け1312.77(+1.32%)。上放れたところだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■ (****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など数えるほど。17日に注目している。2019年10月に消費税が10%に引き上げられる予定。正式に表明されるのが今年10月。賃上げのあと厄介だ。(了凡)