兜町も1日が10日分 日本企業の内部留保406兆円 (2018.01.10)
3連休明け続伸。買い一巡後伸び悩み。後場持ち直した。連休中の海外株高が手掛かり。前場日銀の国債買いオペ減額が伝えられ、1ドル112円台後半の円高に振れたが、昨年7~9月期の需給ギャップが1.35%(同4~6月期1.18%)に拡大。2008年1~3月期以来の需要超過となり、主力中心に引け確り。JQ平均、マザーズ指数も4連騰。売買代金が弾んできた。8日、FRBが発表した昨年11月の米消費者信用残高が約3兆円増加。予想を5割超上回り個人が借金で景気を持ち上げている。受け売りだが、これまで年初5日でS&Pが2%超上昇すると年平均2割高くなるという。8日2.8%に達し、僅か4日で40日分との印象。NYダウ12ドル安に対し、S&Pとナスダックがピーク更新。ダンスやパーティーと揶揄された株高に体験が通用せず、アノマリー(理外の理)に包まれた。行くところまでいかないと収まらない。米税制改革法案成立に伴い日本でも賃上げ、設備投資が動き出す見込み。9日、北朝鮮が2年ぶり南北会談で五輪参加を表明。関係改善も議題にのぼる一方、トランプ氏が金正恩氏と対話を打診するなど、「やらせ」のプロセスありあり。毎日新聞の9日1面トップによると、北朝鮮の核実験場近くで染色体異常が見つかり、「住民被ばくか」と伝えるものの、因果関係を特定できず。核や通常兵器棚上げの金融戦争が大っぴらになってきた。日本の場合、2016年末企業の内部留保406兆円。17年末1~2割増加したとみられピーク更新。30年近くデフレとあって合理的な判断だ。昨年末に■■■■■■■(****)のインドネシア大手銀買収が反転の口火。当初19.9%(1334億円)、今年20.1%、最終的に73.8%以上の大株主になる見通し。■■■■■■(****)、■■■■■(****)も追随すると考えられ中長期妙味大。国際金融資本がバブル崩壊により日本を貶(おと)しめる計画に見切りをつけた模様。欧米や中露が借金や軍拡で景気を後押しする一方、日本は約30年貯め込んだ400~500兆円の企業資金を賃上げ、設備投資、M&Aなどキャシュで投入する場面を迎えた。春先にそれらしい能書きが広がるとみられ、兜町もウォール街と同様に1日が10日分。2014年のお年玉銘柄■■■■■(****)が連続S高。■■■■■■■(****)ジリ高。■■■■■■(****)も年度末大化けが見込まれる。本尊筋の生き残り、キッシンジャー氏(94)にとって誤算に違いない。
9日の日経平均135円高。大引け2万3849円。TOPIX1889(+8)。東証一部の出来高16億6300万株、売買代金3兆1100億円。値上がり1185(値下がり795)。3月限が2万3860円(+0.59%)の引け。夜間取引で900円をつけている。10年債利回り0.065%(+0.010%)。上海総合が3413(+0.13%)で引けた。マザーズ指数の引け1279.15(+2.32%)。大相場を示唆している。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)など。率先垂範していい年にしてほしい。(了凡)