大相場のアドバルーン 今回は違うという能書き出回る (2018.01.09)
前週末続伸。後場、先物買いに一段高。シカゴ先物が150円高の2万3785円で引けた。5日大証より65円高い。NYダウ2万5000ドル突破を物語るもので、米国をはじめ世界景気の拡大期待が主因。外資のほか国内勢も買い越し、発会早々大相場のアドバルーンが上がった。信用の評価損益がトントンまで改善し、アベノミクス間もない2013年1~2月の雰囲気。押し目待ちに押し目なし。5月まで突っ走った。1月第2週、17日新月にかけて変化日を迎えるものの世界株高。北朝鮮が9日南北会談を受け入れ、米韓合同軍事演習延期・中止説も飛び交った。ビットコイン、NYダウ、日経平均挙げて核や通常兵器棚上げの金融戦争。関係分で■■■■■(****)がS高になったほか、お年玉■■■■■■(****)、ロングランの■■■■■■(****)など先頭集団。2月9~25日平昌冬季五輪(パラリンピック3月9~18日)開催中を含め、前後計3幕ありそうだ。フロリダが大寒波に見舞われ、中東アラブのテロ、トランプ氏登場に伴う極右勢力の跋扈(ばっこ)など過渡期さながら。無事に戌笑い亥固まり子繁栄の3年回ると別世界。どこかでつかまりそうだ。このため、仮説に対し日々の検証が欠かせない。受け売りだが、「歴史はその裏側をのぞいたものしか知り得ない。とんでもない連中に支配されている」(ベンジャミン・ディズレーリ)のが正体。あれほど出口問題で叩かれた日銀が現在ケタ外れの含み益を抱え、日経平均3万円ともなれば年金運用も株にシフトした跳ね返りで左団扇(ひだりうちわ)。しかし、肝腎な時に売れずじまい。黒字倒産も考えられ、一蓮托生になった。直近、世界の時価総額約9800兆円。名目GDP873兆円の112%。これに対し、東証一部の時価総額約705兆円。2017年推定名目GDP544兆円の129%。1989年に時価総額約590兆円で137%に達しピークアウトしている。今回は違うというわけだ。日本企業はバブル崩壊とリーマンショックにより記録的な高収益に生まれ変わったという。ナンバーワンからオンリーワン経営に切り替え、ナンバーワンに不可欠な素材や部品などニッチな分野で圧倒。特に移動体通信が4Gから5G(第5世代)になると、通信速度が10倍になる一方コスト10分の1といわれ、米国のアップルやマイクロソフト、アマゾンなど5強に次ぐ存在。能書きがあちこち出回っている。姿、形を変え次世代の金融戦争が始まる。
5日の日経平均208円高。大引け2万3714円。TOPIX1880(+16)。東証一部の出来高16億8100万株、売買代金3兆100億円。値上がり1302(値下がり655)。3月限が2万3720円(+1.32%)の引け。夜間取引で810円をつけている。10年債利回り0.055%(+0.005%)。上海総合が3391(+0.18%)で引けた。マザーズ指数の引け1250.20(+0.59%)。大相場型になった。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など。日本が平昌五輪でメダルラッシュに沸くという。(了凡)