議論しても埒明かず 来年1月第2週が次の変化日に (2017.12.26)
週明けまちまち。昼休みに先物が買われ日経平均一段高。ポジション調整に明け暮れた。外資がXマス休暇入り。国内勢も限られ、出来高6年ぶり低水準。売買代金が今年最低。膠着状態のまま引けた。14日携帯参入を表明した■■(****)のほか、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)そろって低迷。指数の足を引っ張っている。値上がりより値下がりが多い。日経平均が2週間ぶり年初来高値を更新。1992年1月9日以来の高値になった。経験則で年末最後の週がプラスで引けると年明け安いという。22日、年明け安いと戌笑う旨述べた。来年、リーマンショック10年。これまでの金融緩和一本から日本も減税を軸足に後半戦。11月9日財政と金融の転換点から踊り場を迎えた。現在、どっちつかずの地合い。結論を急ぐ必要ない。北朝鮮が核ミサイル実験をエスカレート。相次ぐ国連の制裁強化に「戦争行為」(兵糧攻め)と非難。消耗戦に取り込まれているのが現状で、議論しても埒が明かず日柄整理。同転換点から10日、10週、10ヵ月を目安に反転を探ることにした。来年1月第2週が次の「変化日」に変わりない。24日に河野外相が急ぎ中東に出向いたが、米国とイスラエルに仁義を切り、親友のヨルダン国王とパレスチナ難民受け入れについて話し合った模様。市場と直接関係ないが、消息筋によると、来年起きる中東戦争を仮説に同3月20日米国が北朝鮮に先制攻撃をかけるという。来年は、世界レベルで需給関係がいい上に企業のファンダメンタルズもよく、落とし穴が予想される。日経が25日伝えた「2018年の世界」で前インド中銀総裁の所見が心地よい。まだ危機が近いわけでないが、緩和が長引き金利が長く据え置かれると、レバレッジ(負債を拡大して投資)によるリスクが蓄積する。大型減税を決めた米国は完全雇用にあり、財政刺激による短期的な景気押し上げ限定的。長期的に企業の投資が見込まれる半面、財政赤字拡大が効果を相殺すると至ってクール。いずれやってくる危機に備える点で早川英男氏(元日銀理事)に似ている。インドはガンジー家復活も伝えられ、イスラエルのエルサレム、日本の安倍首相も岸信介・旧満鉄まで遡る先祖返り。戌笑い亥固まり子繁栄の3年が肝腎なところだ。OTS(4564)は223円の引け。アタリが来ている。2018年運気好調で懸案解決。1月に国立がん研究センタ―が厚生省にゲノム医療保険適用を申請すると本格化する見通しだ。
25日の日経平均36円高。大引け2万2939円。TOPIX1831(+2)。東証一部の出来高10億5600万株、売買代金1兆5400億円。値上がり889(値下がり1073)。3月限が2万2880円(+0.13%)の引け。10年債利回り0.040%(-0.005%)。上海総合が3280(-0.50%)で引けた。マザーズ指数の引け1196.61(-0.94%)。一服した。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。皮肉なもので、年明け安いとしめたものだ。(了凡)