結論を急ぐ必要ない 北朝鮮の核開発と経済一兎も得ず (2017.12.11)
前週末も続伸。8日の日経平均メジャーSQ値2万2590円。上回って引けた。米株高と1ドル113円台の円安が手掛かり。前日需給不安が後退したうえ、米雇用統計が市場予想を上回り、先物主導でNYダウも4日ぶり最高値を更新。先物2万2790円、シカゴ先物が2万2845円で引け週明け鞘寄せ。高寄りする公算が大きい。日本の7~9月期実質GDPの2次速報値が1次を上回り、ファンダメンタルズの好転も見逃せない。12~13日のFOMCを見越し、3度目の利上げが織り込まれたのも事実で、来年のペースが話題という。トランプ氏が年明け一般教書演説前にインフラ計画を発表するといわれ底堅い。11日10~12月法人企業予測調査、13日10月機械受注、15日に日銀短観が発表される予定。日経平均が6日に25日移動平均線2万1513円を下回り、8日再び同2万2533円を上回ったため、どっちつかずのリバランド。11月9日の高値2万3882円と同16日安値2万1972円のボックス圏。転換点から5週目だけに結論を急ぐ必要ない。4日満月売り、18日新月買いの範疇で損益通算、年末年始に備えるところだ。日経によると、8日米主要3指数そろって上昇。11月の雇用統計で平均賃金の伸びが市場予想に届かず、物価低迷で長期金利が当面上がらないとの見方が買いを促したという。米調査会社によると、テスラの空売り残高が7日現在100億ドル(1兆1200億円)と米企業最大。11月に14%増えた模様。7~9月フリーキャッシュフロー48億ドル(約5500億円)の赤字で新たに資金調達を迫られた。■■(****)と似た案件で妙に冷めているのが気懸かり。北朝鮮もそうで、この儘制裁が続くと核開発と経済一兎も得ず。半年持たないと述べた。米軍がクリスマス休暇中家族を韓国から避難し、武力行使のシグナルを送ることで圧力を強化。CIA長官が息巻いているが、中国にとっても隣接するだけに一大事。7日述べたように、満州の精鋭部隊を厳冬訓練し臨戦態勢。習主席が全中国を掌握するため不可欠な戦争といわれる。内憂外患を物語るもので、1月中旬まで日柄整理を受け入れた。この間、ロングランの■■■■■■(****)に■■■■■■(****)を投入。来年4月の種子法廃止を先取りするものだ。コメ(玄米)がムギやトウモロコシと一線を画し、必須アミノ酸を摂取できるだけに核心を突く銘柄。100株単位で買い下がりだ。
8日の日経平均313円高。大引け2万2811円。TOPIX1803(+17)。東証一部の出来高20億500万株、売買代金3兆7400億円。値上がり1405(値下がり543)。3月限が夜間取引で820円をつけた。10年債利回り0.045%(-0.005%)。上海総合が3289(+0.55%)で引けた。マザーズ指数の引け1169.32(+0.88%)。上値を試す動きだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)など。■■■■■■■(****)が底値圏。220~21円で嵌るはずだ。11日取材のため、12日付本欄休載になります。(了凡)