10進法で動いている 週明け安寄り1月中旬まで日柄調整 (2017.11.20)
前週末乱高下。日経平均の日中値幅438円。10週振り284円(1.25%)下落した。16日NYダウ187ドル高、一時1ドル111円台の円高が伝えられ売り買い交錯。
日経平均の9日高値2万3382円から16日安値2万1972円まで半値戻し2万2677円が目安。一目均衡表の転換線も同水準で上値抵抗線とみられる。9日に続き17日もアルゴ取引といわれ、日経平均夜間取引の引け2万2310円。シカゴ先物が2万2330円で週明け安寄り。前週審議が上院に回った米税制改革法案可決ならよし。共和党議員数人の反対で否決となれば売り殺到。23日が日米休場のため、22日ポジション調整を迫られそうだ。新月買いを16日にさらわれ、17日と20日再吟味。12月4日、満月売りを念頭に駒を進める。10日から10週にギアを切り替え、1月中旬二段下げを視野に入れた。半値押し2万1311円に相当し、10月20日2万1363円を安値に23日空けた窓を埋めるもの。9日から延べ10週1000円刻み、2000円安で調整一巡。反転が見込まれる。年末年始安い。日柄整理と考えられ、9日を境に10日、10週、10ヵ月後の仕込み。来年に備えるところだ。9日つかまった買い方の投げが出る一方、出遅れの水準訂正も予想され、17日238円で引けた■■■■■■■(****)が材料含み。2012年から5年連続11月高いだけに、今年も先回り買いが入ってきた。14日、1本5000万円のがん特効薬上陸が伝えられ、遺伝子改変T細胞療法といわれるが、同社が先駆した分野で治験も国内外相当進んだところからタイムリー。来年強運で力量を発揮。懸案を解決できるという。軸足が■■■■■■■■(****)に■■■■■(****)。■■■■(****)と■■■■■■(****)に変わりない。このほか、一連のAI・ロボット・IoT関連銘柄が第4次産業革命をリード。アップルやフェイスブック、アマゾンなど米国シリコンバレーの5強を猛迫。NYダウ4万ドル、日経平均4万円を仮説に1月反動安を拾う場面。逐一検証に値する。米5強が10、20年需要を先食いし、大幅な増収増益を計上しているが、数年先伸びが鈍りNYダウ2万ドル、日経平均2万円ともいわれる。当面、NYダウ2週連続安。米債券市場参加者による10年後の物価上昇率1.9%から伸び悩み。米長期金利2.3~2.4%も小幅往来で膠着状態が響いている。
17日の日経平均45円高。大引け2万2396円。TOPIX1763(+2)。東証一部の出来高19億8000万株、売買代金3兆5200億円。値上がり1005(値下がり950)。12月限が2万2450円(+0.18%)の引け。10年債利回り0.035%(-0.005%)。上海総合が3382(-0.48%)で引けた。マザーズ指数の引け1132.88(+1.05%)。出直る公算が大きい。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)など。中国がサウジの革命にエールを送り奇妙なバランス。北朝鮮、ベネズエラ、ジンバブエなど内憂外患。10進法で動いている(了凡)