証券ビュー

アンコール伊勢町

日経平均を叩くと面白い  現状維持では乗り切れない (2011.12.29)

前日の水準をはさみ揉み合い。小動きにとどまった。休場明けの海外が小安いためで、28~29日のイタリア国債入札も気重い材料。手掛かり難でさまにならない。11月の鉱工業生産2.6%減、消費税2015年10%案、■■(****)の公的管理など伝えられ見送り一色。28日午前10時過ぎ、平壌の前総書記告別式に権力3代世襲のオーバープレゼンス。何か起きそうで起きないところがミソ。納会を通り越して来年の発会を先取りしている。株をはじめ債券、為替など極端な薄商いが続き、運用不振と規制強化によって10、11月解約に追われた投信が先行指標。見切り、処分売りが反発のきっかけ。むしろ、年明け11月25日の日経平均8160円を叩くと面白い。何か出てくるはずだ。国内勢が冬眠に入り、見て見ぬふりしているだけに外資次第。来年も鬼門続きでめまぐるしい。卯を口火に辰巳で様変わり。政治、経済、文化、教育などあらゆる分野で新しいスタート。鬼門通過現象が起きるという。政治が落ち着くまで天災がついて回るそうだ。明治で日露戦争、昭和では安保闘争に匹敵する転機。何もしないのが一番いけないという。たとえば、日本の教育行政。決定権者がはっきりすると、権力が集中するため、できるだけぼかすシステム。責任者をあいまいにして誰もかぶらないようにした。このため、いつまでも議論が続き決定できない。反対者が1人いると、今しなければならないことも先送り。決定できないと現状維持になる。よって、決定権者に重い責任を負わせなければならない。負えば負うほど熟考し、思い脳み、死ぬほど苦しみを味わいながら決定する。最後の勘が抜群に冴えるという。日本は世界から決断できない国といわれるが、日本人の属性でなしに体制、システムの問題。これまで流れに乗っていればよかったが、これから現状維持では乗り切れない。何人も決断が必要になるという。その点、大阪都構想は行政機構の再構築。体制一新が目的でなく手段。広域・基礎自治体をフル稼働して大阪を東京と並ぶ日本のエンジンにするのが目的。東日本大震災に伴い、東京一極集中の脆さが露呈し、バックアップの観点からもうひとつ極が必要になったのもわかる。大阪都構想が地方分権の原動力になり、都市が発展する一つの契機になればいいわけだ。大都市制度問題は、首相の諮問機関地方制度調査会で議論されることになった。2011年7月31日、名古屋市長、愛知県知事、新潟県知事、同市長による「愛知宣言」もばかにできない。

日経平均は16円安。8423円で引けた。出来高10億株、売買代金5700億円。隙だらけに見えるが、締まっても見える。■■■■(****)や ■■■■■(****)のほか、■■■■(****)、■■■(****)にも打診買い。■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)も底固め。じたばたしても始まらない。それなりに整理が進んでいる。個別に■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)の経過よし。■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など航空機関連も出番待ち。■■■(****)は3期連続ピーク更新。3度目の上方修正も考えられる。ダイソーと対極にあり、100均の可能性を質的に高めたところが魅力。スケールが一回り大きくなった。(了凡)