証券ビュー

アンコール伊勢町

へっぴり腰が仁王立ち 実力以上の株高で兵站伸び切る (2017.11.06)

前週末確り。引け買い戻しが入り日経平均一段高。8週連続陽線を引いた。10月第4週まで外資の5週連続買い越し2兆4342億円が伝えられ、へっぴり腰の三段上げが仁王立ち。この間、個人7週連続売り越し2兆7893億円、信託銀も同3391億円にのぼり、10月23日、与党圧勝から加速している。前週末、米主要3指数揃って最高値更新。シカゴ先物が2万2605円で引けた。2日大証を125円上回ったことから3連休明け鞘寄せ。連続陽線10週が買いパニックの目安とみられ、11月第2週トランプ氏来日が大詰めに相当する。TOPIX1823(2007年2月)、FRBのテーパリング資産残高、米長期金利2.5%(4日2.329%)が未達。このほか、NYダウ2万3854ドル(若林栄四説=黄金分割)に目星。利食い千人力が先決と述べた。需給関係によるもので、売り方の買い戻しが一巡し、買い方の投げを見ないと前に進めない。4日満月売りを6日、18日新月買いを20日に援用しポジション調整。より割安なものにシフトすると次のリズムができる。新たに■■■■(****)、■■■■(****)を紹介した。3日、NY原油先物が2年4ヵ月振り1バレル55.76ドルの高値をつける一方、ベネズエラの債券が急落しデフォルト懸念再燃。日米実力以上の株高で兵站が伸び切っているだけに期待の反動も大きい。同日、NYダウ22ドル高を支えたアップル1銘柄で30ドル高の貢献然り。時価総額「100兆円のリンゴ」といわれ、大車輪の成長が泣きどころ。10、20年先を先取りしている。数年後、NYダウ4万ドル、日経平均4万円を仮説に前向きだが、連騰に便乗して羽目を外すわけにはいかない。2日、■■■■■■■(****)が連結営業赤字14億2500万円で折り返し、重しがついているためだ。2013年3月期から縮小均衡でしのびないが、国内外の特許424件にかかわらず治験費用負担が響いている。減資で税負担を軽減し、為替差益や新株予約権戻入益まで計上。がん治療の創薬実現に向けて乗り切る構え。慶大病院が月内に160遺伝子を解析し、がんゲノム医療に最適な薬を投与する外来を立ち上げるというが、川上から川下まで■■■■■■■(****)が先駆。国内はおろか海外でも遺伝子による免疫療法が本格化する見通し。同社の場合、創薬の見通しがつけば資金の出し手など引く手あまた。2018年強運の1年で、筆頭株主の中村教授も挑戦したことが順調に運ぶという。トランプ氏来日を冷静に受け入れる場面。軍事オプションも念頭にある。
 2日の日経平均119円高。大引け2万2539円。TOPIX1794(+7)。東証一部の出来高18億6800万株、売買代金3兆3000億円。値上がり880(値下がり1060)。12月限が2万2480円(+0.22%)の引け。夜間取引で550円をつけた。10年債利回り0.055%変わらず。上海総合が3371(-0.34%)で引けた。マザーズ指数の引け1132.00(-0.79%)。好押し目とみられる。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)など。終戦後72年、大坂城が陥落し元禄に至る歳月に匹敵するという。(了凡)