目星ついたNYダウ 連騰止まり反動に備え来年の布石 (2017.10.26)
高寄り後反落。後場中頃一段安。引けも甘い。前場売買代金が急増し、過熱警戒から先物売り。日経平均17連騰ならず。上げ一服とみられる。へっぴり腰の三段上げ。買いパニックが続いているためで、それらしい目安を見つけた。若林栄四説によるもので、NYダウ2万3854ドル。1929年NYダウの天井386ドル×61.8倍が黄金分割の極大値。24日2万3441ドルで引け、あと413ドルに迫っている。同日167ドル上げたが、キャタピラーとスリーエム2銘柄で135ドル押し上げた。大半腰が引けまちまち。空売り筋が音をあげ、期待利回り低下を持ち出して株高を受け入れ、S&Pでまだ15%上値余地があるという。日米ともに天井圏入り。アベノミクス相場10~11月大詰めと述べた。1989年日経平均の天井3万8957円を突き止めた黄金分割を応用している。1965年証券恐慌安値1020円に38.2(100-61.8)を掛けたもので3万8964円が理論値。僅か7円の誤差という。念のため、11月5~7日トランプ氏来日にかけてNYダウ2万3854ドルをターゲットに利食い千人力。たとえ一部でも、予想される反動安に備え来年の布石になる。好決算を発表した■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など続落している。一方、長期金利の上昇を手掛かりにメガバンク確り。関係分の■■■■■(****)次第で回転が利いてくる。日本では、日経平均よりTOPIXの1823(2007年2月)がターゲット。あと72に迫ってきた。24日東証が発表した20日申し込みの信用残によると、買いが3週連続減少し2兆5728億円。売りは3週連続増加し1兆670億円と嵐の前の静けさ。首相は日米首脳会談の後、12月に日中韓首脳会談、その後ロシアに平和条約を持ち掛ける意向といわれ、日本としても自国の責任で何らかの行動が必要になるという。指数が一服する中で■■■■(****)や■■■■■■(****)が高いのも頷けるもので、北朝鮮リスクを含め日増しに両建ての印象。従来の逆張りが神通力を失った。事実上、適応のみ。中国を見てもわかる。25日新指導部が発足したものの、過去5年より今後5年の方が遥かにきつい。貧困から脱した国民が半分といわれ、経済停滞、格差拡大、環境汚染、バブルの反動など中国方式の社会主義も運営困難な情勢だ。日本政府は朝鮮半島有事にあたり、非戦闘員避難活動で米豪加と連携する旨検討しているという。連騰が止まり、ほとぼりが冷めた。
25日の日経平均97円安。大引け2万1707円。TOPIX1751(-5)。東証一部の出来高19億6800万株、売買代金3兆3100億円。値上がり582(値下がり1366)。12月限が2万1760円(-0.23%)の引け。夜間取引で790円をつけている。10年債利回り0.070%(+0.005%)。上海総合が3396(+0.26%)で引けた。マザーズ指数の引け1093.99(-0.36%)。出来高に注目している。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など。NYダウに目星がついた。(了凡)