新月満月で自転公転 何が何でも景気を持ち上げる構え (2017.10.25)
利食いをこなしジリ高。後場中頃、先物が買われ日経平均高値引け。16連騰になった。買い戻しによるもので、卸をはじめ電気・ガス、鉄鋼などバリュー(出遅れ)系の水準訂正が商いの中心。25日移動平均線2万804円との上方乖離率4.8%(買われ過ぎ5%)、騰落レシオも128%(同130%)に達し、再び過熱感が出始めた。高値更新後7日振りに反落したNYダウ(54ドル安)を受けたもので、1ドル113円台半ばで円安一服。米国の税制改革期待足踏み、7~9月期決算発表待ち、次期FRB議長人事など模様眺めの影響とみられる。現に4月安値1万8335円当時の売り方期日が到来し逆日歩攻め。買い戻し一巡から逆回転も考えられ、総選挙明け流れ加速。11月5~7日トランプ氏来日が岐路になりそうだ。首相とゴルフをはじめ夕食会、天皇謁見、米軍施設・自衛隊訪問など日程が決まり、軍事オプションの思惑も高まりそうで堅調。へっぴり腰の三段上げが予想される。持ち上げたあと落とすのが道理で、暮れを待たずお年玉銘柄を紹介。■■■■(****)に続き■■■(****)、■■■(****)を関係分に登録した。新月満月で自転公転できる見込み。23日出揃った総選挙結果にうかがえ、前日15連騰が示唆する日本の成長戦略こそ、与党のもたらすインフレと述べた。改憲勢力が3分の2以上(参院でも自公6割)となり、2019年10月消費税10%を念頭に何が何でも景気を持ち上げる構え。日銀も後押し。物価2%を実現するまでヘリ・マネを黙認し現体制を維持。インフレにしないと借金を返せない旨明らかになった。アルゼンチンで22日の議会選に伴う与党勝利により、主要株価指数メルバルが23日2万7782(+3%)をつけ、最高値を更新したのに似ている。世界で与党が勝ち現状を維持するケースが少ないだけに、日本企業にとって追い風。持ち上げたあと落としても再び買われる公算が大きい。気掛かりなのが比例の得票数。自公2553万に対し希立2516万票でイーブン。にもかかわらず自公に議席が偏り、自民党が1855万票(33.28%)で284議席(61.07%)を占めバランスが悪い。初の閣議で謙虚を強調しているが、記録的な大勝に笑いをこらえるのがやっと。驕りの反動が出る。
24日の日経平均108円高。大引け2万1805円。TOPIX1756(+11)。東証一部の出来高15億7100万株、売買代金2兆5300億円。値上がり1510(値下がり440)。12月限が2万1810円(+0.32%)の引け。夜間取引でも確りしている。10年債利回り0.070%(+0.005%)。上海総合が3388(+0.22%)で引けた。マザーズ指数の引け1097.97(-0.05%)。出番待ちだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。受け売りだが、米国がアジアを去ることはない。多くのアジア諸国が中国を信頼しておらず、米国がとどまることを望んでいる。(了凡)