証券ビュー

アンコール伊勢町

最後まで残るに限る 日経平均2万1300円台の因縁場 (2017.10.18)

買い一巡後伸び悩み。後場持ち直しまちまちの引け。総選挙明けが焦点になった。結果により日本が変わるはずもなく、北朝鮮情勢や18日から中国共産党大会、11月5~7日決まったトランプ氏来日など新たな手掛かり。階段をのぼり、立ち止まる展開が続いている。16日、ブラックマンデー30年と騒がれながらNYダウ85ドル高。FRB人事や減税法案、企業の7~9月期上振れ観測が伝えられ比較的確り。北朝鮮を挟み撃ちにした米韓合同軍事演習の緊張にほど遠い。日経平均2万1300円台といえば、1997年11月山一や三洋証券、拓銀が破綻した1年前の戻り高値。因縁場といわれる。先物主導で日経平均を吊り上げ、空売りの踏みを誘って決済玉をぶつける手口。当時に似てきたという。アベノミクス4年10ヵ月、日経平均2.5倍に化けた相場が天井圏入り。三段上げの佳境を迎えた。10日NYダウ、16日に日米とも天井圏入りと述べた通り。符合している。11月5日から14日東アジアサミットまで、トランプ氏の外交日程が日本から始まるだけに、来日が落ちとも述べた。米国のアジア通や永田町の一角で安倍首相の禅譲、次の首相がもれ伝えられ、与党が大勝しても動じない。米国の受ける影響が小さいためで、中国やロシア、北朝鮮の方がはるかに大きい。安倍氏のほかトランプ氏にインパクトを与える人物がいないことも事実で、前外相の岸田文雄氏や元防衛相の石破茂氏が後継者になっても儘ならない。米国の日本通は、安倍首相退陣となれば国債や株、為替、マクロ経済まで直接反動に見舞われるという。11月の日米首脳会談を見越したもので、同4日が満月だけに気になるところだ。何も起きないことを前提に16日から日米天井圏入り。これを仮説に検証する。11月以降調整が予想されるためで、来年10月まで1年蠍(さそり)座と木星ジンクスを受け入れる。暮れ、年明けを待たず■■■■(****)を紹介し来年に備えた。アベノミクス相場から倍になったが、2.5倍になっていない。地質調査を基盤にコンドラチェフの波と合致しているのが最大の魅力だ。15日、オーストリアの国民議会選で世界最年小31歳の首相が誕生した。移民・難民を巡るもので中道右派がリード。ポピュリズム台頭といわれる。日本は何も起きないのがグッドニュース。1年後無事、最後まで残るに限る。
 17日の日経平均80円高。大引け2万1336円。TOPIX1723(+4)。東証一部の出来高15億9300万株、売買代金2兆5500億円。値上がり971(値下がり931)。12月限が2万1350円(+0.37%)の引け。10年債利回り0.065%(+0.005%)。上海総合が3372(-0.19%)で引けた。マザーズ指数の引け1085.66(-0.16%)。反転が見込まれる。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など。ヤマ場がやってくる。(了凡)