朝鮮半島の顚末が先決 借金地獄解消にインフレ不可欠 (2017.10.17)
週明け高い。日経平均一時192円高。10連騰になった。売買代金も膨らんでいる。米国株高のほか、与党圧勝報道、鳴りを潜めた北朝鮮の核ミサイル実験など手掛かり。買い戻しと出遅れ修正によるもので、弱気筋がつくる相場といわれる。16日、韓国の総合指数2480.05(+0.26%)。外資のハイテク売りをこなし最高値を更新した。17~20日(当初26日)に繰り上がった本格的な米韓合同軍事演習を加味。海域も中国が黙認した黄海と日本海で北朝鮮を挟み撃ち。横須賀を出港した第7艦隊の原子力空母レーガンや韓国のイージス艦など約40隻。戦闘機や海上哨戒機も参加する予定。警戒した北朝鮮が格納庫から3、4ヵ所発射台を移動したところを逐一米軍のGPSがとらえた模様。何もかも知っているわけで、12日述べたジェイダム(GPSを爆弾に取りつけ位置の変化を正確に誘導する戦法)により精度が飛躍的に上がったという。5日トランプ氏が煙に巻いた「嵐の前の静けさ」、「そのうちわかる」の一端。米国防長官が開戦なら一瞬で終わると語り、韓国に被害がないとも聞いた。22日の総選挙で与党が圧勝しても、公明党が憲法改正に消極的で、希望と維新を加え発議に必要な3分の2の議席を目指す自民党。国民の支持率が3割を切ったまま泣きどころ。米国主導で進められたとの観測しきりだ。■■■■■(****)や■■■(****)、■■■■■■■■(****)の動きによると、10月がクライマックス。その後、反動安が見込まれ2番天井。来年3、4月に持ち越す公算もある。一方、欧米や中露、日本でさえ為政者が狙っているといわれるインフレ。借金地獄を解消するためで、物価2%が不可欠という。インフレにしないと資本主義の前提が崩れ、国や自治体、会社、国民挙げて借金が返せなくなるわけだ。先進国のほか新興国でも移民・難民に食い扶持が回らず、デフレ脱却にもがいているのが現状。日経平均が20年振りの戻り高値をつけ、日本の景気回復を先取りしているが、気に入らないのが主要メディア。悪評高いアベノミクスを認めることになり、宗旨替えを躊躇している。国際金融資本が日本のヘリマネを歓迎。総選挙でアベノミクス続行が決まれば、来年3月日銀総裁人事に黒田氏続投。必要ならリフレ派で有力な本田氏(駐スイス大使)登板も考えられる。日本より朝鮮半島の顚末が先決で、これから1年蠍(さそり)座の影響を受ける。前代未聞の出来事が続出する見通し。株の反応が一番早いという。
16日の日経平均100円高。大引け2万1255円。TOPIX1719(+10)。東証一部の出来高18億100万株、売買代金2兆6400億円。値上がり1204(値下がり741)。12月限が2万1270円(0.51%)の引け。10年債利回り0.060%変わらず。上海総合が3378(-0.36%)で引けた。マザーズ指数の引け1087.43(-0.99%)出番待ちだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)など。予想されるインフレに備え、金より銀の方が流動的で魅力。検討の余地がある(了凡)