戦わずして勝つ日迫る 米国と北朝鮮の武力衝突なし (2017.09.12)
週明け急反発。一時日経平均293円高。後場の値幅41円にとどまった。買い戻しによるもので、北朝鮮の挑発がなく1ドル108円台の円安に振れ、現物株の裁定買いを誘った。国連安保理の米決議案採択が日本時間12日未明といわれ、後場見送られた。石油全面禁輸、金正恩氏の資産凍結など最大級から同輸出制限、凍結対象外等大幅に修正され、採択間際まで難航する見込み。日経平均の夜間取引を見ると1万9450円。不安が期待をしのいでいる。7月の機械受注8.0%増が好感される一方、財務省が郵政最大9.9億株売却(価格決定9月25~27日)を発表。はい次というわけだ。11日、金日成氏までたどると、北朝鮮問題がわかると述べた。金一族の初代独裁者が名も不詳。1945年9月、旧ソ連第88旅団の若い大尉が下命により、金成柱という伝説の抗日パルチザンの名をかたり、ウラジオストクから北朝鮮入り。正日氏、正恩氏3代の政権に何の合理性もない。正恩氏が一族の生存唯一の支え。核を手放さないという。米国は日本に長崎と広島で原爆投下の人体実験。ひとりの被爆少女に偽薬を与え、内臓が放射線障害で腐っているのを観察。亡くなると日本の若い医師団に解剖させ、それを米国に持ち帰り研究した。日本より核の残忍さを知っているという。以来、一度も核保有国と戦わなかった。イラクのフセイン大統領が核開発を諦めてから攻撃。リビアも、カダフィー大佐が核を断念すれば援助すると騙し、事実上殺害。北朝鮮は中東で核ミサイル技術を商売に生き延び、知り尽くしているわけだ。よって、米国と北朝鮮の武力衝突なし。日本としても、金一族が旧ソ連の回し者で共産主義の手先といわれるほか、朝鮮半島が朝貢と事大主義に明け暮れた経緯から絶対譲れない。欧米や中露頼みでなく、史実に基く独自の外交が不可欠だ。中国は、江沢民人脈による瀋陽軍(人民解放軍)が北朝鮮の核開発に手を貸し、習近平氏が解体に失敗したため、国内と共産党内に多数の敵を抱え込んだという。12日以降、米国と北朝鮮に何ができるか。制裁や圧力にも抜け道が伝えられ、あく抜けを仮説に前向きと述べた。早ければ9月20日、遅くとも10月20日新月買い。世界は、北朝鮮の挑発に莫大な資金がかかり、取るに足りない金一族の延命とわかった時どう動くか。米朝より先に売り方が悲鳴をあげそうだ。北朝鮮リスクにうろたえるな。
11日の日経平均270円高。大引け1万9545円。TOPIX1612(+18)。東証一部の出来高14億9800万株、売買代金1兆9800億円。値上がり1617(値下がり331)。12月限が1万9410円(+1.41%)の引け。10年債利回り0.000%(+0.010%)。上海総合が3376(+0.33%)で引けた。マザーズ指数の引け1030.15(+1.61%)。持ち直す公算が大きい。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)など。戦わずして勝つ日が迫っている。(了凡)