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アンコール伊勢町

米朝開戦なら各自覚悟 リーマン再来恐れ日米で大相場説 (2017.08.31)

 3日振り反発。主力中心に後場一段高。29日の北朝鮮リスクを吸収した。先物主導の買い戻しによるもので、1ドル109円台後半の円安が手掛かり。■■■■■■(****)が半値戻し2661円をつける一方、■■■■■(****)も戻り高値圏でもち合い微妙な地合い。日経平均が8月17~18日の窓埋め(1万9679~9543円)に接近した。日本時間30日朝、国連安保理が緊急会合で北朝鮮に即時停止を求める議長声明を全会一致で採択。制裁強化が出ても無視するとみられ、中国の国連大使が「朝鮮半島のいかなる混乱や戦争にも反対」を表明。9月9日北朝鮮の建国記念日、10月10日同労働党創建記念日が焦点になった。29日一時シカゴ先物1万9045円、1ドル108円33銭。同NYダウ一時134ドル安、原油先物45.76ドルの流れをくむもの。米国がこのまま北朝鮮を黙認するはずがなく、煮えくり返る思いで軍事力を行使できる正当な理由を探しているのが現状。ベトナム戦争の米艦艇トンキン湾侵犯やイラク戦争の「大量破壊兵器保有の疑い」など前例。日経も30日全面攻撃、限定空爆、特定秘密作戦など迫真のオピニオン。万一米朝開戦なら日本が巻き込まれ、各自それなりの覚悟が必要になる。日本は盧溝橋事件(1937)や真珠湾攻撃(1941)で墓穴を掘った経緯があり米朝も知っている。これまで米国に肩入れし過ぎで中立に修正しないとダメージも大きい。今回日本上空を通過した弾道ミサイル「火星12」が米韓合同軍事演習とグアムを牽制するもので、4県に配備したPAC3迎撃ミサイルを無力にしたことから、自衛隊の中期防でTHAADをはじめ防衛予算が跳ね上がる情報もある。米国の大手兵器メーカーが潤う上、北朝鮮にもリベートが入るためだ。そうだとしても、問題解決にならず持ち越し。リーマンショックの再来を恐れ、来年以降日米で大相場説が持ち上がっている模様。バブル半ばの米国でデフレ、賃金低迷が見込まれ、配当利回りを見直す動きが広がってきたという。低賃金で雇用増になっても、ファンドマネジャーや医師、弁護士、会計士などAIが肩替わり。先進国全体が低成長にシフトする中、預貯金やキャピタルゲインに飽き足りない配当狙いが本音のようだ。9月底入れを仮説に■■■■■(****)を紹介。パリ協定を念頭に将来EVの普及が見込まれ、バッテリー性能向上に不可欠なコバルト化合物で■■■■(****)を追加。12円配当(4円減配)でも利回り税引き1.84%。2017~18年運気好調である。
 30日の日経平均143円高。大引け1万9506円。TOPIX1607(+9)。東証一部の出来高17億500万株、売買代金2兆2200億円。値上がり1357(値下がり540)。9月限が1万9520円(+0.72%)の引け。10年債利回り0.005%(+0.005%)。上海総合が3363(-0.05%)で引けた。マザーズ指数の引け1096.07(+0.25%)。もち合い圏だ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)など。■■■■■(****)よし。売りたい強気と買いたい弱気がやり合っていた。(了凡)