窓埋めると生き返る 経済テコ入れとバブル延命が使命 (2017.08.25)
売り一巡後下げ渋り。後場見送られた。23日の米国株安、金先物高を受けたもので、1ドル109円台前半の円高、一時5月以来0.025%をつけた新発10年債利回り低下も足かせ。ジャクソンホール会議、米雇用統計、債務上限引き上げ問題など相当織り込んでいる。日経平均の日足を見ると、安寄り上ヒゲの末小陰線を引き弱い。しかし、8月17~18日の窓(1万9679~9543円)を埋めると生き返る。ジャクソン会議後に持ち高調整の買い戻しが予想され、日本時間25日23時FRB議長、26日4時ECB総裁講演も中立材料。持ち直しても9月まで調整が尾を引きそうだ。8月第3週の需給情報によると、外資が現物と先物計5325億円売り越し。7月第3週から5週連続1兆7400億円にのぼる。同3週個人1130億円、信託銀も463億円買い越しにとどまり及び腰。安倍政権の支持率が35%に下がる中でよくしのいだ。前日述べたように、トランプ政権も国内経済テコ入れとバブル延命が使命といわれ、親分子分の株高。先に手を出すと負け。為替を含め持ち高調整売りも官製相場の餌食になっている。北朝鮮の挑発や米政府閉鎖、デフォルトなどを流し売り方を締め上げる手口。いつの間にか極秘情報が漏洩し手口を読まれている印象もある。一方、24日■■■■■■■(****)のS高に歓声が寄せられた。出来高僅か5万2900株だか、値上がり率ランキング3位に登場。溜飲を下げた。7月5~6日福岡県と大分県中心に発生した集中豪雨で8月8日激甚災害に指定され、地元ゼネコンにエールを送ったところ、23日になって東証一部指定替えを目指す立会外分配50万株を発表。株主優待も好感された。今、来期連結大幅増益に増配を加味すると、2016年4月高値487円を抜き倍返し706円が目安。久々の一本釣りに竿が折れそうだ。■■■■(****)、■■■■(****)も追随の公算大。ささやかでも義援金を送ると倍以上になって返ってくる。米国の雇用が拡大し好景気だから株も高いと伝えられるが、雇用統計の改善は当局の捏造といわれ、歪曲が何年も続いているという。無理が通れば道理が引っ込むように、米国の大多数が景気回復を勘違いしている。報道される好景気と対照的に中産階級の所得が減って生活が落ち込み、安売りでやり繰りしているのが現状。確かに、米国経済の7割が個人消費で中産階級によるものだ。
24日の日経平均80円安。大引け1万9353円。TOPIX1592(-7)。東証一部の出来高14億4200万株、売買代金1兆7400億円、値上がり878(値下がり1006)。9月限が1万9320円(-0.51%)の引け。夜間取引で380円に戻している。10年債利回り0.020%(-0.010%)に低下。国内外で物価低迷が続きそうだ。上海総合が3271(-0.49%)で引けた。マザーズ指数の引け1085.50(+0.05%)。小動きが続いている。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■(****)など。■■■■■■(****)よし。■■■■■(****)、■■■■■(****)にアタリがきている。(了凡)