先に手を出すと負け リスクしのぎバブル温存4万ドル (2017.08.23)
NY市場のトランプ離れを受けて小動き。日経平均の日中値幅75円。持ち高調整売りが伝えられる。現地で世界最大のヘッジファンドが米国株に弱気とアナウンス。社会の分断、政局の混乱が主因と尤もらしい。約16兆5000億円運用している模様で本音をもらしたと考えにくい。昨年11月からトランプラリー10か月目。8月がクライマックスと述べ、現に上旬NYダウ倍返し2万1959ドルを突破。行き過ぎて7日2118ドルをつけ反落した。5月17日372ドル安に対し、8月17日274ドル安で底入れに物足りない。9月9日北朝鮮のXデー(建国記念日)にかけてガス抜き。新月満月を符牒にドル安第2波の仮説を立てた。有事のドル安で年初来高値1ドル108円13銭を抜くと読んだ。何も起きない仮説がまかり通るのも事実で、バーチャルな米韓合同軍事演習(31日まで)然り。先に手を出すと負け。持ち高調整売りもその一つだ。月末まで尾を引くとみられ、24~26日米国ジャクソンホール会議も半ば織り込み済み。来月19~20日FOMC、24日独総選挙を視野に9月底入れも仮説に加えた。NY金先物と逆相関が見込まれ、■■■■■■(****)の2100円が転機。黄金分割によるもので、来年の模索が始まる。AI、ロボット、IoTに3Dプリンターなどスーパーサイクル入り。溢れ返る緩和マネーが2030~50年の未来予測に動き出す場面も考えられる。例えば、3Dプリンターが産業界や一般家庭に浸透すると、2013年30億ドルに過ぎない世界市場が25年に5倍強の152億ドルとの試算がある。■■■■■(****)が前哨戦。■■(****)からトップを迎え巻き返しに入った。センサーで世界指折りの■■■■■(****)然り。今後、最高益を大幅に更新する見通し。前向きになると、どんな困難も受け入れられる。ヘッジファンドでなくても、最近巨大な金融危機を警告する向きが後を絶たず、空売り比率が40%台に跳ね上がったまま。先祖から不動産上がりのトランプ氏がキッシンジャー氏(94)の私邸に招かれたといわれ、ロックフェラー家の支持を得たのもバブル抜きに語れない。リスクをしのいで温存し、NYダウ4万ドル(日経平均4万円)説が洩れ伝えられる。新たに金融危機を起こし儲ける勢力が見当たらず、ロスチャイルド家も買いに回った様子。FRB、ECBに続き日銀まで出口政策となれば万事休す。やり過ぎだけに崩壊も並み外れたもの。覚悟の上で楽観している。
22日の日経平均9円安。大引け1万9383円。TOPIX1596変わらず。東証一部の出来高13億1400万株、売買代金1兆7100億円。値上がり966(値下がり919)。9月限が1万9340円(-0.10%)の引け。10年債利回り0.040%(+0.010%)。上海総合が3290(+0.10%)で引けた。マザーズ指数の引け1079.20(+0.39%)。打診買いの域にある。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)など。■■■■■(****)が一触即発だ。(了凡)