十字足で引け8日満月 仕手株誕生に必要十分な地合い (2017.08.08)
週明け反発。膠着状態のまま保ち合い圏。日経平均が十字足で引けた。前週末の米雇用統計、内閣改造・党役員人事を受けて1ドル110円台後半の円安が手掛かり。25日移動平均線2万40円を上回り、一目均衡表の雲上限2万38円と肩を並べる水準。8日満月売りと出ているだけに、7~8日OPEC専門会議も織り込み済み。十字足が似合っている。関係分で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■(****)の値上がりが目をひいた。材料仕手株として頭角を現し取組妙味。何より、新月満月で動く株だ。ことに、■■(****)。半年で主要株主が5回入れ替わったといわれ、8月1日から東証2部に指定替え。半導体事業2兆円の根拠が昨年12月の戻り高値475円の時価総額とほぼ一致。1980年代半ばにフラッシュメモリーを開発した東北大の舛岡富士雄名誉教授(73)がノーベル賞候補とあって引っ込みがつかない。復活すると、■■■■■(****)より上との声もあり、IoT革命の本命だけに屈指の仕手株だ。■■■■(****)が東証2部後の安値87円(2016年8月)から大化けし、1年後お鉢が回ってきた。上場廃止懸念がついて回るものの、旧西武鉄道や東京電力のように公的措置で立ち直る公算が大きい。8、9月の反動安で一口乗ってみるとわかる。リーマンショックを境に米国の終わりが始まるといわれ来年10年を数えるが、世界のGDPの25%を占め、中国14%、日本6%の現状から依然超大国。万一、中国が米国を抜くにしても20~30年かかり、2049年(中国の建国100年)まで米国の優位が続くとの説も有力。国際金融資本が合意したという2025年金本位制復帰も8年後。仮説を検証するのに時間がかかる。そういえば、トランプ氏の作戦もわかりにくい。大統領の敵といわれるCIAやネオコンの計画によるもので、北朝鮮と米軍を一触即発の危機にさらすことが目的。ネオコンの誘いに乗りながら、北朝鮮内のロシア軍、国境沿いの中国人民解放軍を黙認。事実上、米軍を北朝鮮に手も足も出ない状態に追い込んでいるという。してみると、前週の内閣改造や米雇用統計など毒にも薬にもならない。関係分でなくても、仕手株が誕生するのに必要十分な地合い。NYダウに続き日経平均の倍返し2万833円を見たいものだ。次の満月が9月6日に決まっているためだ。
7日の日経平均103円高。大引け2万55円。TOPIX1639(+7)。東証一部の出来高15億500万株、売買代金2兆300億円。値上がり1397(値下がり514)。9月限が2万40円(+0.45%)の引け。10年債利回り0.065%(+0.005%)。上海総合が3279(+0.53%)で引けた。マザーズ指数の引け1109.89(-0.71%)。値固めにとどまった。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など。一概に割高といえない。自衛隊の場合、米軍に追随するのでなしに天災や戦争など破壊から復興を担うのであれば、国内外支持も広がる。8、9月ターニングポイントだ。(了凡)
9日取材の為、翌日休載予定です。ご了承ください。