証券ビュー

アンコール伊勢町

NYダウ倍返し突破 一連の悪材料を消化し再び株高に (2017.08.03)

事実上、続伸。日経平均一時127円高。引け揉み合った。NYダウ5日連続最高値更新を受けたもので、1日米金融監督当局がボルカー・ルール修正で合意。6月のPCE(個人消費支出)が4ヵ月連続鈍化し利上げにブレーキの観測。アップルの4~6月期(純利益12%増)が市場予想を上回り、時間外取引で人気を集めたのも手掛かり。このため、目安のNYダウ倍返し2万1959ドルを突破。1963ドル(高値1990ドル)で引けた。日経平均も、25日移動平均線2万59円を抜き反転の足掛かり。3日内閣改造・党役員人事、4日米雇用統計、来週7~8日OPEC加盟・非加盟会議など高値波乱をこなす見込み。8日、満月売りと出ているだけに売りたい強気だ。再び40%前後に上昇した空売りによるもので、市場は日米とも政治離れ。北朝鮮離れともいわれ金融戦争に包まれた。日本の個人金融資産1800兆円、政府金融資産574兆円、企業の内部留保380兆円。さらに、海外純資産340兆円などATM争奪戦。ヘリマネにまみれ、政府総債務残高が1300兆円(米国2310兆円)とはいえ世界一。国内外、ゆすり・たかりが横行している。今回も一発逆転を狙うトランプ氏のドル安による新たな「プラザ合意」が流れ、中国に対する経済制裁も伝えられる場面。困った時の北朝鮮頼みが神通力を失い、8~9月一連の悪材料を消化すると回りまわって再び株高。ダウ4万ドル、日経平均4万円の根回しが始まりそうだ。曲がりなりに根拠がある。今後、日本は企業統治の改革により利益率向上とバランスシート改善が見込まれ、ROE(自己資本利益率)が劇的に好転。日経平均が3~5年で2倍を超える上昇も考えられるという。ロイターが某ヘッジファンドのコメントを伝えたものだが、IoT革命をきっかけに■■(****)と■■■(****)が指標銘柄。■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)のほか、■■■■(****)をダークホースに起用した。同ファンドが東芝■■■■■■■■(****)と■■■(****)を保有しているといわれ合点。やがて、日本も米国5強のようにROEの記録的な上昇が見込まれるだけに面白い。NYダウに続き、日経平均倍返し2万853円実現から第2幕だ。日本は、世界の緩和マネーと無縁な「デフレ」状態。FRBの株主たちが日銀に物価2%まで緩和続行を押しつけている由。8~9月に暴落の警鐘を鳴らす向きは、日経平均4万円で高値をつかむに違いない。
 2日の日経平均94円高。大引け2万80円。TOPIX1634(+6)。東証一部の出来高17億1800万株、売買代金2兆4500億円。値上がり1172(値下がり719)。9月限が2万70円(+0.45%)の引け。10年債利回り0.070%変わらず。上海総合が3285(-0.23%)で引けた。マザーズ指数の引け1125.90(+1.54%)。流石に反発した。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)など。■■■■■■(****)が大幅な上方修正を発表した。(了凡)