手詰まりになると喝 日本のマネーを引き出すのが狙い (2017.08.01)
週明け続落。1ドル110円台前半の円高が出迎え。小幅往来にとどまった。野球なら8回といわれるNY市場の場味が伝えられ、4~6月期決算発表に伴う個別物色たけなわ。■■(****)の2部指定替え、日経平均入れ替えに伴う売買もあり、ボリュームアップした。前週末防衛相、民進党代表辞任のほか、北朝鮮の弾道ミサイル発射など懸案持ち越し。横浜市長選で与党が連敗を止めた程度の地合い。傍目に強気でも、買ったら弱気といわれる。ダウ、S&P 、ナスダック揃って素高値圏。予想PER19.9倍。PBR2.3倍という場面。圧倒的に割高で、手詰まりになると北朝鮮が喝を入れるケースに出くわす。ISIS(イラクとシリアで発生したイスラム過激派組織)が消滅したためだ。ロフテッド軌道で高度4000キロといわれる北朝鮮の弾道ミサイル。本気ならアラスカ、米西海岸に向けて打ち上げるところ、今回も北海道・奥尻島の北西約150キロのEEZ(排他的経済水域)に落下した。回りまわって日本に関心が向けられ、国庫ウン兆円や個人金融資産1800兆円、法人の内部留保380兆円など、威嚇により引き出すのが狙いという。本尊がFRBのオーナー、ユダヤ系資本(左派、右派、シオニスト派)といわれ始末が悪い。7月30日、米国連大使が「話し合いは終わった。中国が最終措置を決めねばならない」と述べ、ツイッターで「日本と韓国は北朝鮮に圧力を強化せよ」と芝居じみている。首相が米大統領と電話協議で「さらなる行動」を持ち掛け、中露にも働きかけるという。有事のドル高が後退し小幅円高になった。2025年の金本位制復帰が視野にあり、打ち上げ花火のような消耗戦。ターニングポイントの公算が大きい。8月に買ってきたら売り、9月に売ってきたら買い。逆も真なりと述べた。金持ちは冒険嫌いで喧嘩しないため、5月17日NYダウ372ドル安に対し二段下げ。倍返し2万1959ドルの5%押し。高値から1100ドル安が下値の目安と考えられる。8月24~26日米国ジャクソンホール会議と9月19~20日FOMCが焦点。8月3日内閣改造・党役員人事と同上~中旬北戴河会議(中国共産党の新人事)も気になる。7月31日、死に体となった政権にかかわらず、日本経済が再び世界の頂点に返り咲くと述べた。同日、■■■■■■(****)が年初来高値を更新。8~9月ターニングポイントを先取りしている。
7月31日の日経平均34円安。大引け1万9925円。TOPIX1618 (-2)。東証一部の出来高23億3400万株、売買代金2兆9000億円。値上がり685(値下がり1266)。9月限が1万9940円(-0.05%)の引け。10年債利回り0.075%(+0.005%)。上海総合が3273(+0.61%)で引けた。マザーズ指数の引け1154.52(-0.72%)。主力が見送られ正念場とみられる。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。■■■■■■(****)が533円引け。15時30分1Q連結を発表し7.9%増収、56.5%営業増益に驚いた。リニア着工で幸先がいい。(了凡)