ダウ最高値に靡かず 100年に一度やってくる過渡期 (2017.07.28)
小反落で始まり切り返した。後場、日経平均一時126円高。引け甘い。FOMCの声明を受けたもので、NYダウ1週間振り最高値更新に靡かず。好決算発表を手掛かりに個別物色で幕間をつないだ。僭越ながら、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)など贔屓の引き倒し。利を伸ばしている。日経平均によると、6月20日2万318円を戻り高値に1ヵ月以上もち合い。上値、下値も切り上がり膠着状態。指数取引が限界を迎えた。上下に放れると受け止め、8月に買ってきたら売り、9月に売ってきたら買いと述べた。8月3日内閣改造・党役員人事、同上中旬北戴河会議(中国共産党人事)が関門。前者が死に体といわれる官邸、後者も主席の盟友を罪に問う暴露発言が問題でガス抜きの材料。受けて立つ構えだ。日本の場合、外資の売りを日銀が吸収するためさほど下がらない。IMFや世界銀行、BISなど国際金融資本の本尊。彼らが金融危機をきっかけに8年後米ドルからSDRに基軸通貨を切り替え、ゴールドと交換比率を決めた上で金本位制に戻すとすれば、7~9月ターニングポイント。日本もドル安をはじめ大きな影響を受けるため迂闊に動けない。調べてみると、8月24~26日の米国ジャクソンホール会議(3年振りECB総裁出席)、9月19~20日のFOMCが新月にかかり興味深い。もち合い放れもmanipulation(価格操作)と考えられ、NYダウ4万ドル、日経平均4万円を視野にふるい落とし。米国、中国も北朝鮮と小康を保っている現状から越年覚悟の長期戦。100年一度やってくる過渡期だけに、対応を誤ると次の100年泣くさだめ。彼我ともに踏ん張りどころだ。モノやカネ、戦争でも解決が困難になった新世紀。7~9月関門突破。市場から学ぶのに越したことはない。26日、米国で4~6月期決算発表がピークに迫り、これまで主要500社のうち約170社終了。予想を上回った銘柄が76%にのぼるという。しかし、発表後も買われたのは46%にとどまり、市場の反応まちまち。金融と業績相場のいいとこ取りといわれ、本尊筋が内輪もめ。米国の場合、2008年から支配してきたのがユダヤ資本左派で本来同右派が望ましい。しかし、大統領選でトランプ氏に敗れ、引導を渡せずもみ合っている。金持ち喧嘩せずの状態だ。
27日の日経平均29円高。大引け2万79円。TOPIX1626(+5)。東証一部の出来高18億3700万株、売買代金2兆5400億円。値上がり991(値下がり884)。9月限が2万50円(+0.05%)の引け。10年債利回り0.070%(-0.005%)。上海総合が3249(+0.06%)で引けた。マザーズ指数の引け1184.86(-0.47%)。もち合いだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■(****)のほか■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。受け売りだが、国民は真剣に耳を傾ける謙虚な指導者を求めている。(了凡)