いずれ土壇場で逆転 8月クライマックスを仮説に検証 (2017.07.26)
閑散小動き。後場、日経平均の日中値幅26円。大半見送られた。24日NYダウ3日連続安、25~26日FOMC、グーグルが制裁金を計上し純利益28%減など手掛かり難。国内も4~6月期決算発表を除き気の利いた材料がなく、東証一部の売買代金3日連続2兆円割れ。個別物色にとどまった。地合いが底堅いのも事実で、6年余りの大もみを上放れた■■■■■■■■(****)が一例。寄り後309円まで急騰した。希少金属でゴールドと同じ比重(19.3)だけに金先物高を見越した走り。2025年から基軸通貨が米ドルからSDRになると、ゴールドの交換比率が上がるとみられ、タングステンも鞘寄せ。中国の産出が世界の8割以上占め、同社が専業最大手で九州本社とあって本番が楽しみだ。■■■■■(****)も高い。6月26日新月買いを援用したもので702円高値引け。24日、再び直近3期延べ213億円の設備投資を持ち上げたばかり。満身創痍の■■■■(****)が出直りの気配。25日、小早川社長が新潟県柏崎市の桜井市長と会談。同市長が原発6、7号機の再稼働を認める条件として1~5号機の廃炉を要請。地元と歩み寄りが目立つ。原発被災者に賠償責任を果たす上で同社の再建が不可欠なためだ。■■(****)は空売りを呑み込み巨大な仕手株になったが、2、3番手も考えられる。7~9月正念場、8月クライマックスを仮説に検証する場面だ。受け売りだが、北朝鮮の支援国は中国で見えざるスポンサーが米国という。北朝鮮は、米国の軍需産業とアジア戦略に欠かせない。核・ミサイル技術を元米国防長官の息がかかった軍事企業のバック(スイス国籍)が供給。米国のシンクタンクで知らない者がいないそうだ。対日や対韓兵器売り込みに北朝鮮の脅威が有効という。同様に、中東向け武器輸出も2005年米英とイスラエルがつくったIS(イスラム国)なしにあり得ない。欧米の軍需産業が世界各地に「ならず者」国家をでっち上げ、武器弾薬の在庫調整に追われた経緯から、中国や日本にも軍事支出拡大を求め、国力を疲弊しようとの圧力がかかった模様。20日述べたように、トランプ氏がこれから起きる米国の文化大革命に最適な人物として登場。中国の毛沢東と同じ運命にあり、双方崩壊の危機に役回りもピエロといわれ適応するほかない。日銀が日本でなく、FRBのためにあるのと似ている。もはや、出口なし。来年も緩和続行で総裁再任。米国のATMに成り下がった。いずれ土壇場で逆転する。
25日の日経平均20円安。大引け1万9955円。TOPIX1617(-4)。東証一部の出来高14億9700万株、売買代金1兆8800億円。値上がり593(値下がり1297)。9月限が1万9920円(-0.10%)の引け。夜間取引で980円に戻している。10年債利回り0.070%(+0.005%)。上海総合が3243(-0.21%)で引けた。マザーズ指数の引け1187.07(+0.41%)。もち合い圏だ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など比較的多い。これまでになく面白くなってきた。(了凡)