災い転じて福となす 7~9月正念場8月反芻しながら (2017.07.07)
まちまちで始まり反落。日経平均一時134円安(前日144円安)。引け小戻した。北朝鮮情勢に探りを入れるもので、九州豪雨の被害拡大、1ドル113円台前半の円高など主力が一服。中小型の個別物色にとどまった。6月のFOMC議事要旨で金融正常化に対立が見られ、日欧EPA(経済連携協定)大枠合意もパンチ不足。指数取引が頭打ちで鞘が抜けないようだ。7日米雇用統計発表、同G20 (ドイツ・ハンブルグ)に持ち越し。5日、国連安保理緊急会合で米大使が「やむを得ず軍事力を行使する用意がある」と述べたのがせいぜい。G20や首脳会談で中国、ロシアの主張と合意の余地が限られ長期戦の様相。金正恩氏(33)の運勢を調べ納得した。2017年右肩上がり。現実的な場面で力量発揮と出ている。6日韓国総合指数が2387で引け最高値圏にあるほか、韓国在住10万人といわれる米国人引き揚げも手つかず。軍事衝突の域に至っていない。しかし、追って、米中韓の過剰反応により開戦間際まで緊張が高まるとみられ、■■■■(****)の半値戻し1499円。■■■■■■■■(****)同318円を目安に前向きだ。同様に、■■■■■■(****)の倍返し751円も視野に入った。リニア着工を口火にCNF(セラミックナノファイバー)の将来性が見込まれ、6月27日発表した譲渡制限付株式割当(494円)の処分期日7月18日の反応が見もの。取締役13人、監査役4人で僅か5万6982株に過ぎないが、直近3期連続最高益を計上。中期計画「REACT1000」をリードする主力メンバー。M&Aも考えられる。■■■■(****)が高値圏で頑強。リチウム電池セパレータの伸びが顕著で有機ELでも有力な存在。最高益を手掛かりに倍返し381円。以前、■■■■■(****)と同時に送り出した。九州豪雨にしても福岡が地盤の■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など出番待ち。来週本格高が見込まれる。福岡県朝倉市で5日24時間降雨量544㍉というが、2000年9月11~12日の東海豪雨。秋雨前線と台風14号の影響で名古屋567㍉の記録。1959年の伊勢湾台風以来で10人死亡した。筆者は北陸出張を決行し、滝のような豪雨と闘っていた。何が起きても無事に戻る。仕事をやり切ることが念頭にあった。2020年をめどに5G(立体映像AI・IoT基盤)が世界の通信インフラを一新し、ネット社会が極まるという。今年後半、都議選と北朝鮮のICBMで波乱の幕が上がった。災い転じて福となす。10日、満月売りと出ている。
6日の日経平均87円安。大引け1万9994円。TOPIX1615(-3)。東証一部の出来高16億8300万株、売買代金2兆3100億円。値上がり861(値下がり1006)。9月限が1万9970円(-0.50%)の引け。10年債利回り0.100%(+0.020%)。上海総合が3212(+0.17%)で引けた。マザーズ指数の引け1152.70(-0.45%)。値固めとみられる。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。AI(人工知能)革命前夜という。7~9月正念場。8月クライマックスを反芻しながら進むところだ。(了凡)