証券ビュー

アンコール伊勢町

6~8月先が見えた アマゾンとウォルマートがデスマッチ (2017.06.20)

週明け続伸。日経平均一時144円高。引け伸び悩んだ。1ドル111円台の円安が一服し手詰まり。後場の日中値幅45円。17~18日共同通信の世論調査で44.9%(前回55.4%)に急落した安倍政権の軌跡に似ている。薄商いの中、外資が建設や半導体関連に味つけ買い。割安な中低位の嵩上げも目立つ。前週(12~16日)、世界主要25の市場で17下落。ゴールドと原油先物安が主因といわれ日本も小幅安。ヘッジファンドをはじめ機関投資家のパッシブ運用が過剰ポジション解消に追われ、右往左往しているという。20日、MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)が中国A株を指数に採用すると波乱。これまで3度見送られた。同日、■■■■■■■(****)の株主総会。会場が江東区文化センターになり、終了後、研究開発説明会と講演「がんプレシジョン(精密)医療」(中村祐輔シカゴ大教授)が呼びもの。6月28~30日、第1回バイオ医薬EXPO(東京ビッグサイト)に出展する模様。動意から10日目、300円大台回復も考えられる。22日、■■■■■■(****)の総会も関係するだけに、委細構わず検証に値する。双方上昇運で2017年6~7月右肩上がり。18~19年も運気好調だ。易の陰陽はコンピュータの01と同じ。AIのビッグデータとディープラーニングによるもの。今年を含め3年でモノになる見通しだ。総論から各論に脱線した。総論に戻す。カタールを巡るサウジとイランの対立から原油先物が売られ、FOMC後の米利上げでゴールド先物が買われ、市場に影を落としている。原油がイラン増産により売りたい強気なら、ゴールドは現物が市場から消え買いたい弱気。鉱山会社やファンドがヤマをまるごと買い占めに明け暮れているのが現状。昨年11月から過剰に織り込んだトランプラリーの反動に手を拱いている。米国はおろかヘッジファンド離れといわれ、引き揚げた資金が割安で安全な資産に向かっているという。道理で債券に株、為替まで高原状態で小康を保ち、「嵐の前の静けさ」と揶揄されるほどだ。そこで、9日述べたアマゾンとウォルマート骨肉の闘い。ウォルマートが昨年ジェット・ドット・コムを30億ドルで買収し目を剥くと、アマゾンもホールフーズを140億ドルで買収し、世界の小売頂上対決。恐竜同士がチャンピオンを目指しデスマッチに入った。米主要3指数が揃って最高値を更新したように、リアルとネットの主導権を巡るクライマックスに違いない。どちらに凱歌が上がっても、全体がよくなると限らず、記録が残るだけだ。仮に、日本で■■■(****)や■■■■■■■■(****)が世界一になって誰が喜ぶか。6~8月先が見えた。
 19日の日経平均124円高。大引け2万67円。TOPIX1606(+10)。東証一部の出来高14億8400万株、売買代金1兆9800億円。値上がり1414(値下がり508)。9月限が2万30円(+0.45%)の引け。10年債利回り0.055%(+0.005%)。上海総合が3144(+0.69%)で引けた。マザーズ指数の引け1173.13(+2.19%)。値が飛び始めた。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)。■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。満玉張るな。追証入れるな。利を伸ばせという。(了凡)