証券ビュー

アンコール伊勢町

値幅一巡し日柄調整 安心と安全求め恐竜相場の限界も (2017.06.13)

週明け反落。日経平均一時176円安。6月1~2日空けた窓を埋めた。後場の日中値幅46円(前場111円)。謄落レシオ25日平均96%と4月28日以来の水準。前週末ナスダックに追随した値嵩ハイテク株急落によるものだ。値幅が一巡し最短10日の日柄調整。13~14日FOMC、15~16日の日銀政策決定会合も織り込み済み。当面サプライズなしの展開が予想される。5月末から6月初の急騰で利食い、待機資金が積み上がった状態。手掛かり難から中小型株の循環物色。値嵩ハイテク株も整理一巡から恐らく倍返しが見込まれる。北朝鮮リスクが後退した韓国総合指数の最高値更新、仏下院選1回目マクロン新党大勝報道など、ミクロで英米の反動をしのぐためだ。国内で7月2日都議選が死角といわれ、12日官房長官の加計学園追加調査声明も気掛かり。内憂外患そのものだ。前者が築地市場残留、豊洲移転も暗礁に乗り上げ消耗戦に陥る懸念。後者にしても、千葉県成田市の国家戦略特区を巡り「第3の忖度」と伝えられる案件が浮上。水面下でもみ合っている。明らかになると厄介だ。昨年11月からハネムーン100日で収まらず、5月に逆回転。6~8月クライマックスとの見立て。都議選と成田の案件が鍵を握っている。成田の場合、■■(****)絡みといわれ悩ましい。リーマンショック以来、欧米と日本でケタ外れの金融緩和が行われ、昨年欧州と日本のマイナス金利を境にグレート・ローテーションの再来。パッシブ(受身)投資が主流になった。安心と安全を求め消去法で運用するもの。9日米主要3指数が最高値を更新しながら、ナスダックの急落が目立ち、5強が足を引っ張った。半年、1年後を示唆するもので恐竜相場の限界。一部で伝えられる「世界経済のリセット」も視野に入りそうだ。BIS(国際決済銀行)、IMF(国際通貨基金)、世界銀行など国際金融資本のくびきを解くといわれ、昨年11月インドの500・1000ルピー紙幣回収が手掛かり。欧米の中央銀行ではゴールドの現物が品切れといわれ、中国やロシア、インドの買い占めが主因という。彼らは自前で金本位制を目指し、産業革命から250年続いた「英米後」を模索。主導権争いに顔を出した。世界中が手詰まり、内憂外患、バブル再燃。消耗戦にはまりかけた。願わくば、6~8月倍返しで利食い。秋口から来年の仕込み。GDPが増加すると東京五輪の金メダルも連動する。試算すると、33兆円で1個、開催国ならプラス8個。計22個(リオ12個)になるという。
 12日の日経平均104円安。大引け1万9908円。TOPIX1591変わらず。東証一部の出来高17億8500万株、売買代金2兆3100億円。値上がり896(値下がり980)。9月限が1万9860円(-0.45%)の引け。10年債利回り0.055%(+0.005%)。上海総合が3139(-0.59%)で引けた。マザーズ指数の引け1125.18(-0.62%)。一時1135.03をつけた。値上がり率ランキングによると、関係分で■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)など。易は、基本構造が陰陽でコンピュータの01と同じ。いずれ、日本が欧米を抜くとみられる。(了凡)