5月に売れが逆回転 肝腎な6~8月間違えないこと (2017.06.02)
5日振りに反発。ほぼ全面高。新月買いが成功した。5月31日鉱工業生産、6月1日法人企業統計発表によるもので、月初め機関投資家の資産配分見直し、設備投資1~3月期4.5%増(2四半期連続)が決め手。日経平均一時238円高。見切り発車とみられる。6月9日満月売りを後押し。それなりに対応できる。NYダウ5月陽線(68ドル高)を受けたもので、Sell in May が逆回転。2日米雇用統計発表を踏まえ、9日SQ、13~14日FOMCに下駄を預けた。NYダウ倍返し2万1959ドル、日経平均同2万853円が目安。その後、10~20%調整しても幕が下りず。バリュー株出番待ち。説明できない場面も考えられる。市場がすでに6月の米利上げを80%以上織り込んだといわれ、米長期金利低下と同短期金利上昇で利ザヤ後退。資金の捌け口が見当たらないためだ。長期金利の低下が米国経済の下振れを先取りし、戦後共和党が政権を取り戻した1年目の後半、景気息切れのジンクス。1~3月伸び切り、4~6月踊り場。7~9月正念場と述べた。6月利上げ後、8月のFRB人事も焦点。トランプ氏が国際金融資本の利上げ路線を修正の構え。国内でも、27日の日本金融学会で日銀総裁が「中央銀行にとって市場機能の維持と向上が重要のテーマ」と挨拶。声にならないブーイング。米国のATMといわれる日銀がFRBの意向で異次元緩和、マイナス金利に踏み切り麻痺状態。10年債取引で申さずの日があるほか、ETFの市場関与も目に余る。同総裁は来年4月任期だけに6月以降波乱要因。市場は経済合理性に敏感だ。中国は今秋の共産党大会まで株や債券、為替など党がコントロール。米国と北朝鮮の対立然り。4~6月、7~9月間際まで火花を散らし今秋やむなくお手上げ。調整場面がやってくる。6月のSQで半年、1年後を織り込み、昨年11月から10ヵ月目の8月にトランプラリー打ち切りが仮説。1日、天皇陛下の退位法案が1代ごと特例法で成立。2018、19年改元、新天皇即位に眞子さまご成婚まで決まった。日本は、森友や加計学園など国際情勢に関係ないところで政治が動き独立自尊の国。福沢諭吉の思想といわれるが、奥の院の仕業とみられ、肝腎な6~8月間違えないことだ。手詰まり、内憂外患、バブル再燃を念頭に10進法と新月満月が手掛かり。スターリン暴落を引き合いに、3月20日ロックフェラー氏(享年101)の死去が引っ掛かったまま。帳尻を合わせるはずだ。
6月1日の日経平均209円高。大引け1万9860円。TOPIX1586(+17)。東証一部の出来高17億3800万株、売買代金2兆4600億円。値上がり1620(値下がり309)。6月限が1万9860円(+1.02%)の引け。10年債利回り0.040%変わらず。上海総合が3102(-0.47%)で引けた。マザーズ指数の引け1114.49(+0.88%)。糸が切れた。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■ (****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)など流石に多い。■■■■■(****)にアタリがきた。(了凡)