証券ビュー

アンコール伊勢町

改元まで1年8ヵ月 グレートローテーションと鉢合わせ (2017.04.28)

利食い売りに反落。日経平均の日中値幅後場50円。個別物色にとどまった。東証一部の値上がり1121(値下がり740)。小甘い指数にひきかえ、底上げがうかがえる。4月第3週の需給情報によると、外資がトータル739億円売り越し。それも、先物3510億円売り越し現物2770億円買い越し。前週も現物1027億円買い越し。27日、バブル再燃前夜と述べた。1989年を前例に2019年の改元まで1年8ヵ月。昭和が終わった途端に平成が発表され、宮内庁が新元号を用意している模様。平成になった1989年バブル景気に沸き、日経平均が大納会で3万8915円をつけて以来30年振り。今上天皇の生前退位が認められ、前回の崩御と違って準備万端。バブルの質も似て非なるものだ。世界的な金融緩和と財政出動が背景でグレートローテーション(大転換)によるもの。リーマンショックから約10年、グローバル化の反動が保護や第一主義となってトランプ氏に追い風が吹いた。NYダウ2万ドル、ナスダック6000台乗せが助走。「トランプ相場」で説明できない場面が視野に入った。GW明け宝探し。ひとまず日経平均で倍のレバレッジが目玉の■■■■■■■■■■■■■(****)を打診買い。国内勢がバブル崩壊のトラウマで塹壕(ざんごう)から出てこないだけに、外資の2週連続買い越しが引っ掛かる。14時に■■■■■■(****)が決算発表し急伸。443円高値引けになった。連続3期連結最高益を計上し12円配当(2円増配)を表明。中期計画を見直し、連結売上高1000億円(2025年)を射程圏にとらえた。今後3期176億円(当初156億円)追加投資。営業利益60億円(前期39億4400万円)を見込んでいる。何より、CNF(セルロースナノファイバー)が魅力。リニア新幹線の岩盤固結剤に使われ、全長25キロの南アルプストンネルで結果がわかる。2014年7月高値519円カイから本格化。中長期1990年の上場来高値4090円に挑戦する見通し。2019年に創業100年を数え、これから3年見せ場がやってくる。28日、■■■(****)の発表も気になるところだ。■■■■(****)に■■■(****)、■■■■■(****)。さらに、■■■■(****)もマークしている。従来、印刷業界が改元特需の代表といわれたが、GW明けグレートローテーション含み。二重、三重のバブル再燃も考えられ日本の改元と鉢合わせ。もはや、仏・韓の大統領選も織り込み済み。米国は北朝鮮に対し、非軍事的手段の限りを尽くすという。
 27日の日経平均37円安。大引け1万9251円。TOPIX1536変わらず。東証一部の出来高19億7000万株、売買代金2兆4500億円。6月限が1万9290円(+0.05%)の引け。10年債利回り0.015%変わらず。上海総合が3152(+0.36%)で引けた。マザーズ指数の引け1033.30(+1.20%)。1102が目安に変わりない。値上がり率ランキングによると、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など関係分。■■■(****)が大幅な上方修正を発表した。■■■■■(****)、■■■(****)も二段上げが見込まれる。4月を乗り切ると5月面白いと述べた。(了凡)