ヤマ場がやってくる ネオコンがトランプ政権乗っ取り (2017.04.11)
週明け続伸。日経平均一時186円高。日中値幅88円にとどまった。シリアと北朝鮮リスク、1ドル111円台に買い戻された円安が手掛かり。前週末の米雇用統計(3月)が非農業部門9万8000人増に対し失業率4.5%と10年振り低水準。米主要3指数が軍需銘柄を除き見送られた経緯によるもの。北朝鮮崩壊や大量難民説、シリア攻撃第2弾。さらに、米空母朝鮮半島派遣も伝えられ戦闘気分。どこまで本物か疑わしい。首相が45分の電話協議で軽々しく米国の関与を評価し、官房長官も会見で米国のシリア攻撃に対し、国際法上の根拠を聴取という。どうやら、トランプ政権がネオコンに乗っ取られた模様。シリアのサリン疑惑はトルコを含む西側の謀略で自作自演の公算が大きい。攻撃30分以上前にロシアに通告。懲罰を大義に5分弱トマホーク59発といわれ命中23発。事前に空軍基地から部隊が逃げ出し死者6~7人との報道。攻撃の割にダメージが小さい。シリアが北朝鮮に近いといわれ、トランプ氏はイスラエル寄りでシリアと対立。側近を更迭しネオコンを起用したことから、湾岸戦争(1991年)や9.11テロ(2001年)に似ている。何より、化学兵器を誰が使用したのか不明。湾岸戦争で米大統領がイラクの大量破壊兵器を指摘し、発見できなかったのと同じだ。北朝鮮崩壊のXデーも4月26日か5月26日の新月といわれ眉唾もの。4月16日のイースター休日、同月末、5月12日のSQが事実上のハネムーン100日。11日が次の満月で26日新月。5月11日満月売りに変わりない。「超一極集中社会アメリカの暴走」(小林由美著・新潮社)によると、0.1%の超富裕層がすべての富を収奪。トランプ政権を生んだ大国の凄まじい現状と絶望的未来。無料webサービスの多くが巨大な現金吸い込み装置という。しかし、東京にくると別世界。高望みしなければ何とかなる。奇妙な安定感に満ちていて平和を感じるそうだ。4月1日発表された「社会意識に関する調査」(内閣府)によると、現状の社会全体に「満足している」との回答65.9%。開始した2009年以来最高。「満足していない」33.3%で最低という。日本は、世界最大の対外純資産国。昨年末の対外資産1003兆円に対し同負債645兆円。差し引き純資産358兆円。日本時間7日午前10時過ぎ、米軍シリアに巡航ミサイル発射が流れるや円の買い戻し1時間で終了。3時間後にドル円下落分の7割埋めたという。まだ十分米国と渡り合える。
10日の日経平均133円高。大引け1万8797円。TOPIX1499(+9)。東証一部の出来高17億3200万株、売買代金1兆9200億円。値上がり1405(値下がり504)。6月限が1万8800円(+0.48%)の引け。10年債利回り0.050%(+0.005%)。上海総合が3269(-0.52%)で引けた。マザーズ指数の引け1030.39(+0.45%)。やれやれだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****) 、■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。ヤマ場がやってく
る。(了凡)