根強いバブル再燃説 為政者がつくり出した内憂外患 (2017.04.06)
買い一巡後見送られ下げ渋り。引け締まった。自律反発とみられ、ロシア地下鉄爆破事件に続き北朝鮮が弾道ミサイルを発射。シリア空爆にサリン使用も伝えられ内憂外患。6、7日米中首脳会談に牽制が入った。3月24日、オバマケア代替法案取り下げからトランプ氏に対し政策期待が後退。ショートポジションが目立つものの、金正男氏殺害事件を巡りマレーシアが北朝鮮に譲歩し決め手を欠いたまま。和戦両様が続いている。気になったのが、米10年債利回り。5日2.343%(-0.019%)で昨年12月2.641%をピークに反落。3月の利上げにかかわらず2.628%止まりで抜けずじまい。昨年12月を天井とすれば、今後FRBの利上げアナウンスによらず続落。米国をはじめ世界規模でデフレが続くと考えられる。5日債券先物が買われ、中心限月の6月物が150円46銭(6銭高)まで上昇した。日銀の買いオペに反応薄で株安が支えといわれ苦笑した。米金利に対し下がるという声がないだけに裏目に出る公算が大きい。減産合意を受けた原油先物安が足かせと述べたばかり。4月16日イースター休日、同月末ハネムーン100日、5月12日のSQも売りに分がある。受け売りだが、中国の金融市場がおかしい。資本流失が加速している。債券市場が売りの嵐に見舞われ、上海総合も元気がない。ビットコインが急騰し大商いになったが、プレーヤーの9割以上中国勢という。中国の10年債利回りを見ると、5日3.3%前後。2016年末3.4%(同8月2.6%)で米国に引っ張られている。日本を含め、米中、欧州、ロシア、北朝鮮でも内憂外患。為政者のつくり出した混乱に資金が行き場を失った。ロックフェラーやロスチャイルド、モルガンなど旧本尊筋は売りのタイミングをうかがっている模様。しかし、バブル再燃も根強く、5月以降奈落の底に沈むと限らない。3月27日、2017年度予算が成立した。一般会計97兆4547億円。5年連続ピーク更新。構造改革を棚上げした放漫財政といわれながら見切り発車だ。米国も、1960年代以降半世紀「貧困との闘い」に明け暮れ、トランプ氏に起死回生を託した。米中首脳会談で火花が散るのも時間の問題。この上、決算発表を含め月末、5月のSQまでいくと出来上がり。■■■■■■(****)に声がかかりそうだ。東大が本郷キャンパス内に開設したゲノム医療の研究拠点を通じて■■■■■■■(****)も見直される。
5日の日経平均51円高。大引け1万8861円。TOPIX1504変わらず。東証一部の出来高18億9200万株、売買代金2兆2300億円。値上がり730(値下がり1154)。6月限が1万8860円(+0.21%)の引け。10年債利回り0.065%(+0.005%)。上海総合が3270(+1.48%)で引けた。マザーズ指数の引け1036.00(+0.67%)。物足りない。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)など。踏ん張りどころだ。(了凡)