米中首脳会談手掛かり その後駆け込み寺がIoT関連 (2017.04.05)
売り一巡後下げ渋り後場一段安。日経平均一時280円安。引け買い戻しが入り持ち直した。前日NYダウ一時145ドル安、ロシア地下鉄爆破事件、1ドル110円台の円高などヘッジファンドや金融機関の売りが主因。3日の日経平均十字足が物語るもので、1月18日の年初来安値1万8650円に接近。2月1日述べた1万8534円、修正値1万8232円が下値の目安。3月12日の満月売りに対し、同28日の新月買いでつかまった。6、7日米中首脳会談が手掛かり。北朝鮮の核問題や貿易摩擦を巡り和戦両様。次第に緊迫している。3月30日、平壌の中央日報が先制攻撃を自衛権の行使と伝えたのに対し、トランプ氏は英FTのインタビューで中国が動かないなら米国が単独で行うと述べた。しかし、マレーシアと北朝鮮が金正男氏殺害事件を持て余し、謎の共同声明を発表するや迷宮入り。同会談も物別れになりかねない。ロックフェラー氏の死が戦後70年続いた世界の均衡と秩序に綻びをもたらすと述べた。スターリン暴落(1953年3月5日)が前例で、4日重体と伝えられ翌日死去したため、当日の日経平均344円(10.0%安)。87年のブラックマンデー2万1910円(14.9%安)まで34年間最大の下落率。日本は、朝鮮特需による戦後の復興とバブル景気に沸いていた。今回ロックフェラー氏のほか、英国のロスチャイルド氏も延命といわれ、減産合意を受けた原油先物安が足かせ。4月16日イースター休日、同月末ハネムーン100日、5月12日のSQまで注射でもたしても、トランプ氏の予算教書が明らかになれば材料出尽くし。その後、ガス抜きなしに収まらない。駆け込み寺がAI・ロボット・IoT関連。米国でナスダックが強いのも一理あり、前日述べた家電、自動車、スマホなどIoT革命で生まれ変わる見込みだ。一例が■■■■(****)。事業再生の典型とみられ、10年足を一瞥するだけでワクワクする。連日逆日歩がつき強弱感対立。車載用マイコンで世界トップクラスだけに目を離せない。■■(****)に逆日歩がつき始め、■■■(****)も株不足になりかけた。日経平均が年度末の配当落ち分134円を即日埋め、4,5月高値更新を示唆した矢先にこのありさま。大和レポートを思い出した。日経平均の上値2万671~1416円。このほか、NYダウ倍返し2万1332ドルと黄金分割2万1186ドル。さらに、旧東京五輪の3年3ヵ月前高値をつけた4、5月のアノマリーが楽しみだ。11日が次の満月で26日新月。5月11日満月売りと出ている。
4日の日経平均172円安。大引け1万8810円。TOPIX1504(-12)。東証一部の出来高22億6000万株、売買代金2兆5700億円。値上がり325(値下がり1620)。6月限が1万8820円(-1.20%)の引け。10年債利回り0.060%(-0.010%)。上海総合が3222(+0.38%)で引けた。マザーズ指数の引け1029.06(-3.22%)。出直しだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)など値を保った。先高感がにじんでいる。■■■■■■(****)は386円が下値の目安。2月1日上放れ窓埋めだ。トランプ氏を山本五十六にたとえると逆真珠湾攻撃になる。(了凡)