日本に意外な好景気 超長期の景気サイクル上振れ (2017.03.28)
週明け急落。日経平均一時330円安。後場下げ渋った。前週末オバマケア代替法案取り下げに対し、日銀のETF買いが伝えられ、外資系の売りを吸収。落ちの28日(新月)、おおいくさと述べた。内憂外患によるもので、トランプ氏の場合、最も確かなのは「彼が不確か」で予想困難。全方位に矢を放ち、たまに当たっても一体何をしたいのか本人を含め誰にもわからないという。入国禁止を裁判所がとがめ、代替法案撤回とあって税制改正が新たな材料。大減税、インフラ投資、金融規制緩和が看板だけに4月16日イースター休日待ち。代替法案議会通過が不可欠になった。一方、国内も森友問題が泥沼化。豊洲移転と辺野古移設も暗礁に乗り上げ対立激化。森友ひとつ、籠池氏関連を全部暴露すると内閣が二つ吹っ飛ぶという。旧聞だが、スノーデンの暴露(映画)も引っ掛かる。日本が米国との同盟を拒んだ瞬間悪質ソフトによるコンピュータシステムの破壊が起こり、公共インフラが全面的な機能停止に見舞われるというもの。確かに、日本のことは日本人が考えないと誰も助けてくれない。70年前が米国のピークで世界の富の半分集中していたといわれ、その後共産主義、ケインズが死に唯一残った新自由主義も極端な格差を生み立ち往生。グローバリズムさえ死んだという。登場したのが米国第一主義。保護主義といわれるが、日本も国内で雇用を増やさないと成り立たない。AIやロボット、IoTなどデフレ要因。人減らしと海外の安物で糊口をしのいだところで中長期お先真っ暗だ。27日気がついたコンドラチェフの波が次の手掛かり。2015~16年どん底を通過中で戦後最低のレベル。しかし、超長期の景気サイクルが上振れ。東京銀座や大阪道頓堀の一等地が大幅な値上がり。年明けIPOも好調で回転が利いている。時間の経過とともにバブル再燃。意外な好景気も考えられる。行き過ぎた悲観論が根強いものの、今後30年クラッシュなし。キッチン(在庫)、ジュグラー(設備投資)サイクルを加味したものだ。イースター休日、4月末ハネムーン100日と5月12日のSQ。さらに、旧東京五輪の3年3ヵ月前高値をつけたアノマリー切迫。前週末NYダウが7日連続安で2万596ドルまで下げたが、1日の最高値2万1115ドルから519ドル安。僅か2.45%押しに過ぎない。4月に二段下げがあろうと戻り高値を更新。一度のけぞるような場面がやってくる。
27日の日経平均279円安。大引け1万8985円。TOPIX1524(-19)。東証一部の出来高17億6200万株、売買代金2兆300億円。値上がり252(値下がり1671)。6月限が1万8810円(-1.72%)の引け。10年債利回り0.055%(-0.005%)。上海総合が3266(-0.08%)で引けた。マザーズ指数の引け1030.69(-1.90%)。心配ない。値上がり率ランキングによると、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)など関係分。■■■■■■(****)432円、■■■(****)3577円引けよし。天野統康氏(もとやす)が新自由主義の次を提案。水先案内を買って出た。28日取材のため翌日休載予定です。(了凡)