証券ビュー

アンコール伊勢町

まさかの時が天の意志 4月から5月にかけて2番天井 (2017.03.23)

半年振りの全面安。日経平均一時429円安。春一番が吹いた。21日、NYダウ237ドル安によるもので、トランプ氏と対立するCNNTVが「ハネムーンは終わった」と突き放した。予算教書の目玉が5月発表に延びた上、米議会でオバマケア代替法案に共和党の支持が得られず立ち往生。初っ端から公約実現が遠退いたという。引け味が悪く、週末も売り物が残りそうだ。前日、28日(新月)を境に行き過ぎた悲観と過大な期待が次第に後退と述べたばかり。22日窓を空けて下放れ、三空買い下がりのチャンス。配当取りに備えたい。需給調整とみられるためで、自律反発が見込まれる。2月1日述べた日経平均1万8534円が下値の目安。修正値でも1万8232円になる。5月に予算教書の目玉が明らかになり半値戻し。上値の目安も消えていない。昨年11月からトランプ氏の政策期待だけで持ちこたえ、2度米利上げをこなしただけに上出来。クラッシュを棚上げした。山本五十六よろしく、「半年や1年暴れてご覧に入れる」相場。経済合理性が軌道修正を迫り、新月満月で潮目を知るわけだ。由来、まさかの時が「天の意志」といわれる。さらに米国の金利が上昇しようとしている場面で円高、原油先物安などデフレ圧力がかかり大幅安。FRBの政策と共存できず、少なくても10日見守るところだ。短期金利ならFRBでもコントロールできるが、長期金利になると困難。3月利上げにもかかわらず米10年債利回り2.404%が現状で、昨年12月15日2.639%をピークに天井を打ったという見方が有力だ。つまり、FRBがヘリマネによるバブル再燃に予防線を張った。4月から5月にかけて2番天井が予想される。すでにトランプ氏の政策期待を目一杯織り込んでいるため、生半可な内容なら材料出尽くし。売り方が踏んだ矢先、買い方も投げに見舞われるのが落ちだ。市場が横を向くと、トランプ氏の支持率急落。デモ、メディア攻撃、側近や閣僚辞任が考えられ、政権を投げ出すことも考えられる。ハネムーン100日。事実上、GWで雌雄が決まる。トランプ氏のせいでなく、「天の意志」によるものだ。IoT革命が起死回生の糸口。■■■(****)のCMOSイメージセンサーと■■(****)のフラッシュメモリーが決め手。三空をとらえると申し分ない。
 22日の日経平均414円安。大引け1万9041円。TOPIX1530(-33)。東証一部の出来高20億5500万株、売買代金2兆6500億円。値上がり107(値下がり1854)。6月限が1万8910円(-2.07%)の引け。夜間取引で850円をつけている。10年債利回り0.055%(-0.005%)。上海総合が3245(-0.50%)で引けた。マザーズ指数の引け1033.42(-2.00%)。予断を許さない。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)が健闘。捨てる神がいれば拾う神もいる。■■■■■■■(****)と■■■■■■(****)が洗礼を浴び若返る。■■■■■(****)と■■■■■■(****)にも春が巡ってくる。このほか、■■■■■(****)と■■■■(****)が青天井。4、5月高値が見ものだ。前向きでないと何も解決しない。      (了凡)