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アンコール伊勢町

暴落説に対し暴騰説も 46年振りサウジ国王来日が刺激に (2017.03.15)

小動きで始まり反落。日経平均の日中値幅わずか37円。膠着状態のまま引けた。15日FOMCから18日G20 まで大半織り込み済み。ちまたの暴落説に対し暴騰説も伝えられる。日経平均の日足がご来光直前に見えるためだ。
前日決算発表を再延期した■■(****)が典型。見切り売りに8%超急落したが、関東財務局から四半期報告書の提出期限延長が承認され買い戻し。同社が「今後の東芝の姿について」資料を公表し拍車がかかった。結局、215.9円で引け1円高。東証一部の出来高、売買代金トップ。15~18日を先取りしている。■■■■(****)をホンハイに譲っても同社は日本の戦略銘柄。何が何でも手放せない当局の意向がのぞく。フラッシュメモリーの発明者舛岡富士雄氏(73)が健在なためだ。語り草が三次元半導体「SGT」。平面だったチップを円柱にして占有面積を数分の1にするという画期的な次世代半導体。低消費電力、低コスト、10倍以上高速・高集積化が可能になる。50GHzのクロック周波数が目標。1965年インテル創設者の1人ムーア氏の法則(半導体の集積密度は18~24ヵ月で倍増する)を覆すといわれた。産業と社会を一変するもので、07年紫綬褒章受章、13年文化功労者、16年瑞宝重光章を受章。近い将来ノーベル賞といわれる。韓国でサムスングループ「解体」が伝えられるだけに踏ん張りどころ。ハネムーン100日(4月末)、5月12日のSQまで吟味する構えだ。■■■(****)も緩慢に見えるが経過上々。2015年5月1日の高値3970円カイからIoT相場入り。■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など軒並み上放れ。■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)の活躍も楽しみだ。欧米や中露も内憂外患。20世紀に成功した指導者が時代遅れとなり、日本の場合、総理(62)と副総理(76)が戦後復興をリードした吉田茂(1878~1967)と岸信介(1896~1987)の孫にあたり二人三脚。失礼ながら、二人で一人前といわれる。FRB議長(70)も過去の人でトランプ氏と同い年。国際金融資本の代理人として登場した。日経平均よりNYダウが先決。倍返し2万1332ドル、黄金分割2万1186ドルを抜くと利食い千人力。昨年11月から半年たてばわかる。トランプラリーの反動に4~6月原油先物安を織り込むとあく抜け。46年振りサウジ国王来日が刺激になった。現体制維持が困難といわれるためだ。
 14日の日経平均24円安。大引け1万9609円。TOPIX1574(-2)。東証一部の出来高17億5800万株、売買代金1兆7800億円。値上がり899(値下がり945)。6月限が1万9480円(-0.20%)の引け。10年債利回り0.090%(+0.005%)。上海総合が3239(+0.07%)で引けた。マザーズ指数の引け1072.17(-0.25%)。まだ物足りない。値上がり率ランキングによると、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)など関係分。■■■■■■(****)、■■■■■(****)も確り。聖路加国際病院名誉院長の日野原重明氏(105)が、自身の誕生パーティで「年を重ねても新しいことに挑戦して下さい」という。その通りだ。(了凡)