米国株あと4%上昇説 3月利上げ後原油先物安気掛かり (2017.03.13)
前週末全面高。日経平均が昨年来高値を更新。それも、現物株がSQ値1万9434円を大幅に上回った。保険、証券、空運のほか輸出関連の買い戻しが目立つ。1ドル115円台前半の円安によるもので、米雇用統計をはじめ週明け予算教書、FOMCに伴う米利上げ、債務上限期限、オランダ総選挙など見越し先高感が広がった。伝えられたのが、2月20日ノーベル賞ロバート・シラー経済学博士の発言。「米国株はあと4%上昇する」のが趣旨で、翌日NYダウ118ドル高を口火に世界をリード。ダウ2万1400ドル、S&P2450、ナスダック6050ポイントが目安という。くすぶっていた3月15日暴落説を受けたもので、12日が満月に相当し13日を関門に春一番。13日、満月売りも醍醐味と述べた。秘かにバブル潰しが進行中という。一時後退した3月利上げが早まる一方、急ごしらえの予算教書が米中通商摩擦の火蓋を切るといわれるためだ。10日述べたように、SQ後10日高いというデータがある。倍返し2万1332ドル、黄金分割2万1186ドルがシラー博士の4%に近い上、米国の時価総額がGDPの110%を上回り割高。市場が承知しているのも事実。落ちの28日が新月で10日後買いに分がある。トランプ氏とFRBの戦いといわれ、根強い下値不安が売り方の買い戻しにつながった。しかし、VIX(恐怖)指数が低下し、週明け買い方が天狗になると下げに見舞われる。ハネムーン100日を折り返し、後半寒の戻りを念頭に三寒四温。5月12日のSQまで気を抜けない。同11日が満月でひっかかりそうだ。トランプ氏の政策や中国の経済統計、北朝鮮の核ミサイルなど当てにならず、市場の経済合理性に学ぶ場面。肝腎なところに来た。■■■■■■■(****)と■■■■■■(****)を軸足に、■■■(****)と■■(****)で新チーム。■■■■(****)、■■■(****)のほか■■■■■(****)、■■■■(****)などAI・ロボット・IoT革命の担い手。年度末にかけてボックス圏を上放れると4月以降期待をもてる。一方、昨年12月から3月の米利上げを踏まえ明らかにFRBがバブル潰し。5月以降、米国主要3指数の大幅安が予想される。日本がトランプ政権最大の受益者だけに巻き込まれる公算大。その準備が今というわけだ。46年振りサウジ国王来日の折り、彼らが去ったあとNY原油先物急落が気掛かり。米国や中東、ロシアなど4~6月34ドル説が恐怖のようだ。
10日の日経平均286円高。大引け1万9604円。TOPIX1574(+19)。東証一部の出来高22億6700万株、売買代金2兆9400億円。値上がり1563(値下がり341)。3月限が1万9470円(+1.56%)の引け。10年債利回り0.085%変わらず。上海総合が3212(-0.12%)で引けた。マザーズ指数の引け1086.63(+0.56%)。見せ場が迫ってきた。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)など。週明け指数、インデックスピークも考えられる。■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)よし。(了凡)