週末と来週明け焦点 米利上げ織り込みNY原油先物安 (2017.03.10)
買い一巡後伸び悩み。引け戻した。1ドル114円台半ばの円安が手掛かり。10日米雇用統計、14~15日FOMCによる米利上げを見越したもので、輸出関連の買い戻しに日経平均5日振り反発。東証2部指数やJQ平均、マザーズ指数まちまち。週末と来週明けが焦点になった。トランプ氏の予算教書を巡るもので、驚くような減税の有無が核心。10日ハネムーン100日の折り返し、12日満月だけにヘアピンカーブ。売りに分があると述べた。2月27日の新月買いによるもので、週5日・10日単位の日足が10週、10ヵ月、10年後を左右する。10日メジャーSQで先物・オプションの決済期日。3、6、9、12月の年4回第2金曜日とあってなおさら。SQ後10日高いというデータもある。7日述べたようにNYダウが3月1日2万1115ドルをつけ、100年に1度といわれるリーマンショック後の安値から倍返し2万1332ドルに接近。黄金分割による上値の目安も2万1186ドルで天井圏入り。材料をとやかくいうより、新月満月と経済合理性で前に進むほかない。倍返し、黄金分割を突破したところで反動安がつきもの。ハネムーン100日後半、5月12日のSQまで気を抜けない。半面、東証2部やJQ、マザーズなど中小型株指数が堅調。2006年の高値を抜いた。6日、伏兵ほか個別に意外性。指数、インデックスの上値重いと述べた通りだ。9日、気になったのがNY原油先物安。米利上げ後の懸念材料とみられ、4~6月1バレル34ドル説が流れている。サウジ国王が12~15日46年振り来日。2018年東証上場を目指す国営サウジアラムコ勧誘が表向きの理由。しかし、随行要員1500人規模で多過ぎる。原油は需要が伸び悩み供給増の一途。米国のシェールオイルとロシア、中東そろって1バレル50ドル台でありったけ売ろうとしている。米国株の時価総額が20兆5000億ドル(2017年1月現在)でGDP18兆5600億ドル(2016年)を110%上回り割高だけに悩ましい。日本も東証一部の時価総額582兆円に対し、GDP504兆円が現状で115%。トランプ政権最大の受益者とみられる。山本五十六曰く、半年や1年暴れたところで2年、3年持つ道理がない。ハネムーン100日後半で雌雄が決まる。引き締めて臨むところだ。■■■(****)と■■(****)を中軸に■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)などスタメンに起用した。
9日の日経平均64円高。大引け1万9318円。TOPIX1554(+4)。東証一部の出来高15億9500万株、売買代金1兆8700億円。値上がり1216(値下がり625)。3月限が1万9310円(+0.31%)の引け。10年債利回り0.090%(+0.020%)。上海総合が3216(-0.74%)で引けた。マザーズ指数の引け1080.63(-0.02%)。動きが止まった。値上がり率ランキングによると、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など関係分。そもそも、米国は利上げどころでないはずだ。(了凡)