トランプ氏の演説焦点 為替や株、債券もろとも春一番 (2017.03.01)
買い戻しで始まり自律反発。日経平均一時160円高。後場伸び悩み安値引けになった。NYダウ12連騰を受けたもので、米国の国防予算6兆円増(約1割)が伝えられ、防衛関連が水準訂正。
膠着状態に変わりない。指数リバランスの影響から売買代金が増加する一方、3月限の日経平均オプションで1万9750円コールの出来高が目立ち先高感もうかがえる。28日、トランプ氏の米議会演説が焦点。日本時間3月1日午前11時から始まる見込みで、英国EU離脱やトランプ氏当選と同様に世界で最初に開く市場が東京。為替や株、債券もろとも春一番。寒の戻り、三寒四温などたちまち織り込むに違いない。何が起きようと前向き。第4次産業革命を見越し、IoTをテーマに電機株を紹介している。AI、ロボットも網羅しバブル再燃にも触れた。1日11時からめまぐるしい。ハネムーン100日を目安に踊る阿呆、見る阿呆とおつき合い。新月満月と経済合理性で折り合うほかない。NYダウの上値を黄金分割で試算し、2万1186ドルと述べた手前やりにくい。27日2万837ドルで引け、98.3%に達しているためだ。あと349ドルで頭打ち。総論売りの各論買いとみられる。28日のほか3月15日に米国の債務上限問題、FOMC追加利上げの有無、オランダ総選挙。その前、11日にSEC(米国証券取引委員会)がビットコインを認可するかどうか。2月24日に1215ドルをつけ2013年12月の高値1200ドルを抜いた矢先、時価を反映するETF(上場投信)が初めて認可される運びという。米ドルのほか人民元の需要が予想以上でバブルの副産物。今秋■■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)も仮想通貨を発行するといわれ気になっていた。波乱の前触れだ。バルセロナ27日ロイターによると、■■■■■■■(****)の社長が世界最大の携帯見本市で講演。買収した英半導体設計大手アームがIoT向けチップ約1兆個を今後20年供給するという。2018年にチップ内部の「脳細胞」が人間の脳神経細胞数を上回り、40年にはスマートロボット100億台普及が見込まれるとも述べた。資本主義、民主主義が限界といわれる中でIoT革命が世界のテーマ。ハネムーン100日後半になるとわかる。世界最大のヘッジファンドが「トランプにできることは何もない。経済の落ち込みが避けられない」という。万一そうでも彼のせいではない。3月1日、いよいよ幕開けだ。
2月28日の日経平均11円高。1万9118円安値引け。TOPIX1535(+1)。東証一部の出来高19億8400万株、売買代金2兆4600億円。値上がり1203(値下がり639)。3月限が1万9130円(-0.05%)の引け。10年債利回り0.050%(+0.005%)。上海総合が3241(+0.40%)で引けた。マザーズ指数の引け1059.31変わらず。見どころがある。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)など。このうち、■■■■■■■(****)が277円で引け動意含み。社長交代によるもので、反転のきっかけになりそうだ。■■■■■■■(****)は次のステージに入っている。(了凡)