因果巡ると4月に天井 第4次産業革命が起死回生の糸口 (2017.02.08)
売り一巡後下げ渋り。日経平均一時171円安。後場6円安まで戻し伸び悩んだ。昨年11月以来、1ドル111円台の円高に振れ主力が沈黙。決算発表を手掛かりに個別物色が関の山だ。
保護主義に基く米大統領令の波紋、欧州政治不安、日米首脳会談の思惑など出たとこ勝負。下値不安が根強いだけに心配ない。日経平均1万8534円が下値の目安。修正値1万8232円も再三述べた。新たに■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)と■■■■■(****)をレギュラーに迎え押し目買い。まさかのヘッジに■■■■■■(****)も有効。ハネムーン100日を足場に半年、1年後トランプラリーの結果が出る見通し。従来ハネムーン1ヵ月株安といわれ、1月19日のNYダウ1万9677ドルが発射台。日本の場合、今年に限ってハネムーン100日が東京五輪の3年3ヵ月前に相当し、前回1961年7月の日経平均1829円が天井だけに気がもめる。因果が巡ると4月に天井。その後反動が予想される。来年、リーマンショックから10年。行き過ぎた金融緩和がマイナス金利までいって反転。トランプ新政権が財政に舵を切り金利上昇。減税、規制緩和と相まって強い米国をもたらせば円安株高。短期的に日本が最大の受益者と述べた。ハネムーン100日が試金石。何が変わるか楽しみだ。2月6日■■■■■■(****)と■■■■■■(****)が業務提携に向けた覚書を交わしたように、これから自前主義を捨てオールジャパンの布陣。国策といわれ、背後に経産省や政策投資銀が控えている。この上、金利上昇やドル高でトランプラリーが限界を迎え、米国が強くならないとわかれば当然跳ね返るためだ。事実上、欧米や日本もヘリマネの世界。第4次産業革命が起死回生の糸口。ソニーが2月2日の会見で「2017年度利益倍増」を表明し、最高益更新を視野に入れたのが一例。AI、ロボット、IoTをリードするもので、CMOSイメージセンサーで世界の過半を占めるシェアが決め手。10、11日の日米首脳会談が裏目に出ると好買い場。11日が満月で興味深い。米国は思わぬドル高・金利上昇で減速。一時的な調整が見込まれる。ドル高と金利上昇で痛むのがトランプ氏を支持したラストベルトの労働者。彼らの不満がつのると保護主義に拍車。為替やFRBに介入も考えられる。日本は適応あるのみ。われわれも週明けから手を打った。4月に向け目一杯漕ぎ出す構え。昨年11月から丁度半年になる。
7日の日経平均65円安。大引け1万8910円。TOPIX1516(-4)。東証一部の売買代金16億9400万株、売買代金2兆円。値上がり562(値下がり1291)。3月限が1万8880円(-0.36%)の引け。10年債利回り0.095%(-0.005%)。上海総合が3153(-0.12%)で引けた。マザーズ指数の引け997.46(-0.22%)。反転待ちだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。■■■■■■(****)は424円引け。じり高が心地よい。■■■■■(****)がじれったい。(了凡)