証券ビュー

アンコール伊勢町

巻き返し始まる電機株 日本の半導体がIoTをリード (2017.01.31)

週明け反落。1ドル114円台半ばの円高を嫌気。大半見送られた。日銀の政策決定会合、FOMC、米雇用統計発表など控え、原油先物安や米国の入国制限に伴う混乱、31日360社を数える10~12月期決算発表も気になるようだ。
大型株が一服し中小型株の循環物色。JQ平均が反発し、マザーズ指数も7月6日以来1000ポイント大台を回復。30日述べたように、英国EU離脱、米国大統領選を境に30年続いた超低金利の流れが一変した。日本にとって30年越し株の時代。IoTの時代を迎え、■■■(****)をはじめ■■■■(****)、■■■(****)など電機株の巻き返しが始まる。これまで20年、負け続けたといわれる日本勢に対し、AIの開発に総力を賭けた米国がセンサーとロボットを日本に丸投げ。ポスト・スマホに備え、再び半導体が戦場になるという。IoTが第4次産業革命に相当し、人の介在なしにあらゆるものがネットワークで結ばれフルカスタムの世界。AIが過去起きたことをすべて覚えていても、未来を予想できないのに対し、IoTはアジャイルシステム(あうんの呼吸)を取り込み、AIに優るアイデアを人間が生み出すもの。日本がいいポジションにつけている。2016年7月、■■■■■■(****)が英国の半導体設計大手アームを3兆3000億円で買収。同8月、インテルが車載用IoTチップにアームとライセンス契約したのが決め手になった。現在、世界のスマホの97%がアームの設計デザイン。やがて、自動車もIoT化によりアームの設計に入れ替わるという。ハードディスクからフラッシュメモリーに大転換も見逃せない。この分野、■■(****)の独壇場だったが、サムスンがコピーで追随し世界シェア33%のトップ。東芝は21%にとどまり、米半導体大手ウェスタン・デジタル15%と組み、分社化により三重県の四日市工場を増強。後に引かない構えだ。今期大幅な減損を計上しあく抜け。三段下げに備えるところだ。フラッシュメモリーを開発したのが東芝の舛岡富士雄氏で現在東北大名誉教授。電源を落としてもデータの消えないところがミソ。ノーベル賞候補といわれている。証券も債券から株にグレート・ローテーションとなり転機。ITの大御所米国に対し日本も復活の気配濃厚。■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)よし。■■■■■■(****)、■■■(****)にもチャンスがやってくる。
 30日の日経平均98円安。大引け1万9368円。TOPIX1543(-5)。東証一部の出来高15億3200万株、売買代金1兆9200億円。値上がり848(値下がり1003)。3月限が1万9330円(-0.66%)の引け。10年債利回り0.080%(+0.005%)。上海総合休場。マザーズ指数の引け1001.66(+1.03%)。1102が次の目安だ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)が目についた程度。■■■■■■(****)の買い漁りが続いている。■■■■■■■(****)と■■■■■■(****)を軸足に■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)をチャージ。とっておきのハネムーン100日が待ち遠しい。日本の半導体が世界のIoTをリードする。(了凡)